「IT未経験でプログラマーに転職することは、きついの?」
「プログラミング未経験者だがプログラマーに転職したい」と考える人は多いと思います。
近年、IT技術が様々な分野で広がりを見せており、これに伴いITエンジニアの需要が拡大しています。
この結果、ITエンジニアの慢性的な人材不足が発生しています。
これを裏付けるように経済産業省は「IT人材需給に関する調査」で2030年に約79万人のITエンジニアが不足すると報告しています。
このような背景からITエンジニアの中で注目度の高いプログラマーは、最も将来性のある職業に他ありません。
しかし、未経験からプログラマーになるのは、非常に難易度が高く、仮に入社できたとしても、仕事についていくことは、非常に“きつい”です。
そこで、本ページにおいて、IT未経験からプログラマーに転職することは、きつい理由を解説していきます。
この記事でわかること
- 未経験でプログラマーに転職することが、きつい理由
- プログラマーに向いている人の特徴
- 未経験からプログラマーになるのに有利なIT資格
- 未経験でプログラマーになるための勉強方法
もくじ
未経験でプログラマーに転職「きつい」3つの理由を解説
では、始めに、未経験でプログラマーに転職することが、きつい理由を解説していきます。その理由は下記の3つあります。
- 未経験者は年齢制限がある
- プログラミングに拒否反応を示す人が多い
- たえず、新しい知識を吸収する習慣が必要である
では、順を追って解説していきます。
1未経験者は年齢制限がある
未経験でプログラマーに転職「きつい」1つ目の理由は『未経験は年齢制限がある』点です。
IT業界では新卒の場合、プログラミング未経験の文系学生にも広く門戸を広げており、多くの文系学生がITエンジニアとなって活躍しています。
一方で、社会人に対しては実務経験があれば30代になっても中途採用が活発に行われていますが、『未経験者となると20代でないと採用が難しい』と言われています。
もちろん、30代の未経験者がITエンジニアになるケースもありますが、非常に稀であると考えたほうが良いです。
つまり、30代の未経験者はプログラマーとして中途採用されることが困難、と考えるべきです。
2プログラミングに拒否反応を示す人が多い
未経験でプログラマーに転職「きつい」2つ目の理由は『プログラミングに拒否反応を示す人が多い』点です。
誰にも得手不得手が存在します。不得手であっても本人の努力次第である程度のレベルまで到達します。
しかし、人間には自分の意思でどうにもならない拒否反応を示すこともあります。プログラミングに対してもこの拒否反応を示す人が存在します。
この症状を持つ人がプログラミングを生業にすることは不可能であると言わざるを得ません。
3絶えず、新しい知識を吸収する習慣が必要である
未経験でプログラマーに転職「きつい」3つ目の理由は『絶えず、新しい知識を吸収する習慣が必要である』点です
プログラマーは日進月歩のIT業界に身を置いています。このため、絶えず新しい知識を吸収することはITエンジニアの日常生活の一部です。
したがって、ITエンジニアは休日に自己領域の勉強をすることが習慣になっています。
なぜなら、進化している業界で自己学習を止めることは職を失うことを意味しているからです。これに対して、一般企業に働いている人は休日に勉強する習慣を持っていません。
したがって、IT業界に転職し、この習慣を付けるためには相当の覚悟が必要です。


プログラマーに向いている人の特徴【3選】
「未経験からプログラマーへの転職は、きつい」と述べましたが、下記のような性格の人は未経験からプログラマーに転職しても困難を乗り越えられる可能性は高いです。
プログラマーに向いている人の特徴は以下の3つあります。
- コミュニケーション能力に長けている人
- 好奇心が旺盛である
- 論理的な思考能力を持っている人
では、順を追って解説していきます。
1コミュニケーション能力に長けている人
コミュニケーション能力が高い人は、プログラマーに向いています。
プログラマーの仕事は、多くの職種の人と協力しながらシステムを構築して行きます。
このためには多くのメンバーと信頼関係を築くことができるコミュニケーション能力が必要不可欠です。
したがって、プログラマーは単にプログラミングができるだけでなく、コミュニケーション能力に長けていることが求められています。
2好奇心が旺盛である
プログラマーには、新しい技術に関して自発的に情報収集をできる好奇心旺盛な人が向いています。
日進月歩のIT業界で第一線のプログラマーとして活躍するためには、貪欲に好奇心を持って行動する人が求められています。
3論理的な思考能力を持っている人
プログラマーは、SE(システムエンジニア)が設計した簡易設計図に基づきプログラミングを行います。
クライアントからの要望を細かく分析し、合理的な動作をするシステムを構築することが求められます。
したがって、ゴールまでの道筋を立て、最短距離の動作を実現できる論理的思考能力を持っている人が適任です。
感情的になりやすい人や後先考えずに行動する人は過去の経験を生かせないばかりでなく、臨機応変さを求めるプログラマーに向いていないと判断します。


未経験からプログラマーになるために資格は必要?
プログラマーの仕事に従事するため、特に必要な資格はありません。
しかし、プログラミング未経験者からの転職を考えている人には有利となる資格はあります。有利な資格は下記の3つです。
- ITパスポート試験
- 基本情報技術者試験
- PHP技術者認定試験(初級)
では、順を追って解説していきます。
1ITパスポート試験
ITパスポート試験は経済産業省が認定する国家試験です。この試験の合格者はITに関する基礎知識を有すると証明できます。
この試験に合格するためには、IT知識のない人で約180時間の勉強が必要と言われています。
合格率は50%前後ですので、未経験者がチャレンジするには絶好の試験です。
2基本情報技術者試験
本試験はシステム開発、ネットワーク技術、セキュリティなどの幅広い知識やスキルが求められます。
この試験はIT資格の中でも毎年10万人近くの受験者がいる知名度の高い試験です。
合格率は25%程度ですので、ITパスポート試験よりは難関です。
3PHP技術者認定試験(初級)
PHP技術者認定試験には初級、上級、認定ウィザードの3種類が存在します。この中で「初級」は学生や社会人2年以内の方を想定しています。
合格率は70%と高くPHP技術者の入門者には最適な試験です。なお、PHPは市場規模の大きいWordPressを作った言語です。
WordPressはWebサイトの世界シェアが約40%あると言われています。したがって、PHPは将来的にも安定的な市場を持つプログラミング言語です。

未経験でプログラマーに転職するための2つの勉強方法
未経験からプログラマーになることは厳しいですが、それでもチャンスはあります。
そのために、プログラミング未経験から転職するたえの勉強方法を2つご紹介します。
- プログラミングスクールに通う
- 学習サイトを利用する
では、順を追って解説していきます。
1プログラミングスクールに通う
この方法は合理的でかつ確実にプログラマーに転職することができます。
プログラミングの習得と転職先の2つのハードルを同時に解決する手段としてはベストな選択です。
更なるメリットとして、条件を満たすと学費が無料という特典があります。
デメリットとして年齢制限があるため、30代以上の方は応募できません。また就職先は首都圏に限定されるため、地方の転職先を希望している方にオススメできません。
有料のスクールも存在しますが、学費が高額であるにも関わらず、仕事の斡旋もないため、オススメできません。
2学習サイトを利用する
学習サイトは会社を辞めることもなく、空いた時間に自宅でプログラミングを学べることができます。
また、教育スタイルは動画中心のカリキュラムとなるため、理解しやすいです。
多くの学習サイトは無料のコンテンツもありますが、本格的に学習するには料金が掛かります。
デメリットとして転職先の斡旋がありませんので、自分で転職先を探さなくてはなりません。
プログラマーとしての将来性について解説
IT業界はこのコロナ禍でも業績が拡大しており、ITエンジニアの需要は増加するばかりです。
このような環境下でプログラマーはプログラミング経験が5年以上あれば仕事の幅も広がり、様々な分野で活躍できる仕事です。
更にインターネット環境さえあれば全国どこにいても仕事をすることが可能であり、最も将来性のある職種であると言っても過言ではありません。
次にプログラマーのキャリアパスとして2つの職種をご説明します。
- プロジェクトマネージャー
- フリーランスエンジニア
では、順を追って解説していきます。
1プロジェクトマネージャー
プロジェクトマネージャーはシステム開発現場の責任者という立場になります。
開発案件ごとにクライアント先と人員や予算、納期等を決定した後、システムを納品するまでの全責任を負うポジションです。
案件によっては開発期間が数年にも及ぶこともあり、ストレスが多いですが社会に貢献できる仕事です。
2フリーランスエンジニア
フリーランスエンジニアはサラリーマンの誰もが憧れる仕事のひとつです。経営者として独立した立場にあり、稼いだ分だけ収入が増えます。
自分の才覚次第で地位と名誉の両方を手に入れることができます。
一方で実力勝負の世界ですので、成果を発揮できないと収入は不安定となります。
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