「文系出身からSEは、やめとけ」3つの理由を現役ITエンジニアが解説

「文系出身からSEになることは、きついの?やめた方がいいの?」

文系出身から全くの未経験分野のSEとして働くことは、経験を積んできた理系出身SEと比べると圧倒的に不利です。

そのため、文系出身SEは、理系出身SEに追いつくため、彼らの何倍も努力が必要になるので、挫折して辞めていく人も少なくありません。

しかし、文系出身SEの方の中にもSEとしてキャリアアップしている方も多くいます。

そこで、本ページにおいて、「文系出身からSEになることは、やめとけ」と言われる理由を解説し、それを踏まえた上で、どのようなにすればキャリアアップできるのか、文系出身SEが目指すべき将来像を紹介していきます。

この記事でわかること

  • 「文系出身からSEは、やめとけ」と言われる3つの理由
  • 文系出身SEならではの3つの優位性
  • 文系出身からSEになるために必要な3つの準備
  • 文系出身SEが目指すべき3つの将来像

なお、本ページは、現役ITエンジニアのライターさんに執筆して頂いています。ぜひ参考にしてみてください。

 「文系出身からSEは、やめとけ」と言われる3つの理由

SE(システムエンジニア)は将来有望な職種のひとつとして注目されています。一方で、SEは専門職であるため、文系出身者にとってハードルが高いのも事実です。

そこで、ここでは、「文系出身からSEは、やめとけ」と言われる理由を3つに絞って解説します。

1ITスキルが絶対的に不足している

「文系出身からSEは、やめとけ」と言われる1つ目の理由は『ITスキルが絶対的に不足している』点です。

昨今、文系出身者でもパソコンをひと通り操作する知識は保持しています。

しかしながら、SEとして職務を遂行するため、周りのITエンジニアと対話する基礎スキルが必要不可欠です。

例えば、IT関連の基本用語だけでも約1000近くあります。これに加えて、いくつかのプログラミング言語をマスターしなければなりません。

学卒者や未経験者には企業側で3か月から半年程度の基礎研修を用意していますが、短期間でITスキルを習得するには無理があり、自助努力に頼っているのが現実です。

この結果、現場に配属後に業務について行けず、退職するケースも少なくありません。

2勤務時間が長い

「文系出身からSEは、やめとけ」と言われる2つ目の理由は『勤務時間が長い』点です。

一般的な会社員と異なり、SEの仕事は納期が絶対です。

このため、クライアント先からの仕様追加や突発的なトラブルが発生した場合、残業や休日出勤等で納期に間に合うように対処します。

この結果、SEは勤務時間が長くなるケースが多いです。

したがって、毎日、定時帰宅を望む人にはSEの労働環境が馴染まないで苦痛となるでしょう。

近年、会社員の労働環境は政府の進める働き方改革により、改善されていると言われています。

しかしながら、SEの仕事は人に頼らざるを得ない職場であるため、この労働環境に合わない人はSEを諦めた方が得策です。

3納期厳守の使命がある

「文系出身からSEは、やめとけ」と言われる3つ目の理由は『納期厳守の使命がある』点です。

前述した通り、SEの仕事は納期厳守です。

例えば、大手SIerからの請負契約の場合、納期遅延が発生するとペナルティが発生するだけでなく、次回から仕事が来ないケースもあります。

そたがって、中小企業にとって納期遅延は企業の存亡に関わるため、絶対あってはならないことです。

このため、SEはプロジェクト全体の進捗状況を絶えず確認し、何があっても結果を出すことが使命です。

この結果、SEは納期が近づくと大きなプレッシャーに苛まれることになり、責任の重大さに比べて見合った待遇を受けていないと感じることになるでしょう。

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文系出身SEならではの3つの優位性

ここまで、文系出身者がSEを目指すことに対してネガティブな意見を述べて来ました。

しかしながら、文系出身者の得意分野を活かすことでSEになる考えもあります。

そこで、ここでは、文系出身者がSEを目指すメリットをご説明します。

1理解力や伝達力に秀でている

SEの仕事はプログラミングを書くことだけではありません。

むしろ、クライアント先からヒアリングをして要望の優先順位を付けるとか、あるいはプログラマーに基本設計を正しく正確に伝えることが重要なミッションです。

つまり、人と人を繋げるパイプ役として理解力や伝達力に秀でた人がSEに向いていると言えます。この役割を果たすのは理系の人より文系出身者の方が向いていると思います。

2全体を俯瞰できる

開発プロジェクトが計画通りに進むことは稀で、常にトラブルを抱えて進行していることが一般的です。

したがって、SEは開発プロジェクトの計画を軌道修正するため、先回りして行動できる人でなくてはなりません。

つまり、目先の事しか見えない人には開発プロジェクトの船頭を任せることができないということです。

文系出身者は学生時代に対話の機会が多いため、相手の立場や考えを理解して視野の広い視野を持って行動できる人が多いです。

したがって、全体を俯瞰できる能力を持つ文系出身者はSEに向いていると言って良いでしょう。

3コミュニケーション能力が高い

SEの業務はクライアント先やプログラマー等と頻繁にやりとりをしながら仕事を進めて行きます。このため、SEの資質としてコミュニケーション能力が高いことが必須となります。

一般的にコミュニケーション能力に関しては理系出身者より文系出身者の方が知識や経験が豊富であることが多いです。

したがって、文系出身者の方がコミュニケーション能力が高くSEに向いていると言っても良いでしょう。

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文系出身からSEになるために必要な3つの準備

次に、文系出身者からSEになるための助走として準備するべきことを3つご紹介します。

1自分がやりたいことを明確にする

準備活動として最も重要なことは自分の「やりたいこと」を明確にすることです。

「やりたいこと」とは、志望動機に繋がる自分探しのことです。

過去を振り返り、自分の好きなことや得意なことを思い出して、どんな職種が向いているかを絞り込みます。

先入観を取り除いて、素の自分に最適な職種を見つけましょう。

2IT業界の全体像を把握する

SEと言ってもIT業界は大きく4つの事業分野があります。

1つ目は「Webサービス」でインターネットを介してユーザーに有効なサービスを提供します。

2つ目は「SIer」で特定クライアントからの要望に基づくシステム開発。

3つ目は「パッケージソフト開発」で各種ソフトウェアを開発して販売します。

4つ目は「ハードウェア」でスマホやPC等の機器を開発して販売します。

まずは、この分野の中から事業の特徴や風土を理解して自分に向いている会社を絞り込みましょう。

この際、志望会社が見つかった過程をメモして置くことをオススメします。あとで、この過程を眺めることで志望動機が容易に整理できるためです。

3プログラミング言語を学ぶ

文系出身者にとってSEを身近に感じない一因となるのは、プログラミング未経験ということです。

これは職種を選ぶ上でもひとつの障害になっているのではないでしょうか。

そこで、プログラミング言語を学ぶことをオススメします。

ネットワーク環境に繋がれば、プログラミングスクールやYouTubeで無料でプログラミング言語を簡単に学ぶことができます。

プログラミング言語に拒否反応を示す人もいますので、適性を確認する点からもプログラミング言語を勉強するのは有効です。

少しでも学ぶことでSEは身近な存在に思えるでしょう。

文系出身SEが目指すべき3つの将来像

文系出身者はSEになって数年すると理系出身者とのIT知識差も解消されてエンジニアも板についてきます。

一方で、仕事のプレッシャーに比べて見合った待遇を受けていないと感じるようになります。

そこで、ここでは、SEの先にある次なる職種のキャリアパスを3つに絞ってご紹介します。

1セールスエンジニア

セールスエンジニアは文系出身SEの最適なキャリアパスのひとつと言って良いでしょう。

仕事内容は技術スキルを保持した営業専門職です。具体的にはクライアント先に対して自社の製品やサービスを提案し販売することが主な仕事です。

商談を勝ち取るためには単に製品やサービスに関する知識だけで無く、クライアント先の悩みを解決できる技術スキルも求められます。

2フリーランスエンジニア

エンジニアの最高峰に位置する職種がフリーランスエンジニアです。

会社員という立場から独立して経営者として誰もが憧れる専門職です。

IT業界の中でフリーランスエンジニアの前職で最も多いのがSEと言われています。

しかしながら、実力主義の世界ですので、生き残って行くためには納期はもちろんのこと、高品質な物を提供し続けることが必要不可欠です。

その代償として高収入を得られるチャンスがあります。

3プロジェクトマネージャー

会社員としてリスクを冒さず、収入や地位を上げるには現在の会社で管理職を目指すことです。

SEとしての知識やスキルを生かしてスキルアップするのに最適な職種はプロジェクトマネージャーです。

プロジェクトマネージャーになるためにはマネジメント能力を高める必要があります。そのためには様々なプロジェクトの経験を積むことが必要不可能です。

また、身近なプロジェクトマネージャーの行動や言動を観察することが最も最適な勉強方法です。

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まとめ

以上、「文系からSEは、やめとけ」といわれる理由について解説しました。最後に、本ページのおさらいとして「文系からSEは、やめとけ」と言われる理由をサクッとまとめておきます。

文系SE「やめとけ」3つの理由
  1. ITスキルが絶対的に不足している
  2. 勤務時間が長い
  3. 納期厳守の使命がある

文系出身でSEになることは大変なことですが、休日などを利用してコツコツと学習すればキャリアアップできます。ぜひ頑張ってみてください。

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