本記事では、東日本大震災の後、仮設されたデイサービスの管理者として3年間働いた男性の『つらい』『大変』『辞めよう』と感じたことを紹介しています。
デイサービスの管理者に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
デイサービスの管理者として3年間働いてた男性のプロフィール
介護の仕事をしている私は、デイサービスで勤務していた経験があります。
ここではデイサービスでどのような経験をしているか紹介していきます。
まず、初めに私の簡単なプロフィールを紹介しましょう。
- 30代(男性)
- 都道府県:福島県
- 介護職歴:16年
- デイサービスの勤続年数:3年
- デイサービスの規模:1日の利用が最大で30名、職員数:介護職8名、看護師1名
- 保有資格:介護福祉士
- 年収:約320万
- 処遇改善手当支給額(施設で申請していなかったため、支給なし)
勤めていたデイサービスの管理者としての給料(詳細)
あくまでも私が働いている施設の場合ですが…
基本給:約20万円
資格手当:1つの資格につき5,000円。
デイサービスの管理者をしていたので、役職手当として5千円支給。
ボーナスは年に2回あり(6月、12月)4.2カ月分の支給になります。
昇給ももちろんあり、月2,000円ほどの昇給がありました。
サービス残業の有無:残念ながらサービス残業はあります。
なるべくサービス残業をなくそうとはしていましたが、事務や上からの命令もあり、残業する場合はタイムカードを押してからの勤務でした。
ただし、現場の職員は施設でイベント事の準備がある時以外が残業はほとんどありませんでした。
3年間デイサービスで働いて『つらい』『大変』だと感じたこと
デイサービスで働いていると、『つらい』『大変』だと感じる事は多くありますが、代表的な事について紹介します。
時間に追われる事が多い
朝の送迎後に看護師がバイタル測定をし、バイタルに問題がなかった利用者は順番に入浴になります。
1日の利用が多いときで25名程いたので、その人数を午前中のうちに入浴してもらいます。
大きい風呂ではなく、家庭用の浴槽が2つ並んでいただけなので、どんなに早くても2人までしか一気に入浴できないので時間がかかります。
私が勤務していたデイサービスは比較的介護度が低いデイサービスでしたので、さほど介護は必要ありませんが、昼食までには入浴を終わらせないといけないため、バタバタと忙しく大変でした。
送迎が間に合わない時がある
デイサービスを利用する際に、こちらが送迎をしなくてはいけないのですが、渋滞だったり、悪天候のため時間に間に合わない時があります。
利用者の家族に少し遅れる事を連絡をしますが、家族も仕事等で早くいかなくてはいけないので、クレームがつく事も度々ありました。
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デイサービスを『辞めよう』と決断したこと
仕事を辞めようと思ったことが何度かありますし、実際に別の施設へ転職した事もあります。
では、どのような時に辞めようと思ったか。
クレームがある
お客様がいる仕事では必ずといっていいほどクレームはあります。
私は管理者という事もあり、苦情の受付もしていました。
こちら側の不手際の場合は仕方ないのですが、あまりにも理不尽な事を言われる時もあります。
ケアマネジャーと一緒に謝罪に行く時なんかは小言を延々と言われますので、その時は辞めたいと感じました。
仮説のため先がなかった
私が勤めていたデイサービスは特殊ということもあり、いつかは辞めなくてはと考えていました。
東日本大震災があり、その避難先である仮設住宅でのデイサービスだったので、仮設住宅がなくなり、それぞれ引越しが完了した場合、そのデイサービスもなくなるのが理由で
す。
この先何年やっているかも分からなかったため、それなら仮設でのデイサービスではなく、安定している施設へ転職しようと決めていました。
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