本記事では、デイサービスで4年間働いた男性の体験談を紹介しています。
『悪口のオンパレード』このようなデイサービスもあるようです。
デイサービスで働きたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
デイサービスで4年間働いていた男性のプロフィール
- 30代(男性)
- 兵庫県
- 介護職歴:11年
- デイサービスでの勤務:4年
- 従業員数:10名
- 保有資格:介護福祉士
- 年収:約350万円
- 処遇改善手当支給額:当時5000~7000円
デイサービスでの給料について
給与体系が年功序列であり、昇給額1万でした。
基本給は入職当初は月給17万円から始まりました。
昇給に合わせて2年目18万円、3年19万円、4年目で20万円でした。
処遇改善手当は、処遇改善交付金から引き継がれ手当となった時期に入職していたこともあり5000円から始まり、3年目から7000円になりました。
他に手当としては、通信(携帯代)手当1000円、時間外手当1000円/時、交通費、資格手当がありました。
私は受給してませんでしたが、子どもがいれば扶養手当もありました。
資格手当は資格内容により額が変わり、私の場合は介護福祉士で1万円でした。
ボーナスは支給回数3回で、額としては約4か月分で計80万円ほどでした。
残業は月20時間ほどでしたが、サービス残業はなく時間外手当で請求していました。
デイサービスで働いて『つらい』『大変』と感じたこと
デイサービスでの辛いことは対利用者であっても、職員間であっても、人間関係がこじれると雰囲気が一気に悪化してしまうので、人間関係に気を遣うことがとても大変でした。
デイサービスなので、男性と女性スタッフがおり、管理者が女性でした。
女性スタッフ間の仲がまともでなく、私的感情を持ち込んで業務にあたってました。
管理者もうまく仲をまとめられてなかったので、報告・連絡・相談という基本的な業務コミュニケーションすら取れていないことが多々あり、とてもやりにくかったです。
さすがに、いじめまではなかったように思いますが、当人がいないときの愚痴や悪口のオンパレードを日々聞かされるのは辛かったです。
男性スタッフ同士の仲は悪いというわけではなかったのですが、一致団結するほど良いわけでもなく、切磋琢磨する雰囲気にもなっていませんでした。
つらいとまでも思いませんでしたが、介護職はそんなものなのかなともやもやしながら働いていました。
また、支援業務については、利用者メンバーがほぼ固定化されているデイサービスだったので、活動や利用者の気分もマンネリ化してしまいがちでした。
企画を考えるのが好きな人であれば苦にならないのだと思いますが、個人的には不向きなようで、なかなか企画を考えるのはつらかったです。
振り返ると、単調になりがちな日々の業務に目標を持てず、自分のモチベーションが下がっていくこと自体もつらく、つらい状態に耐えるストレスもたまる一方という悪循環にはまっていたように思います。
デイサービスを『辞めよう』と感じたこと
幸い、利用者との関係は良好で個人的には楽しく感じるところもあったのですが、職員間での仲を取り持つのに疲れ、だんだんと辞めたいと思うようになっていました。
性格のせいか分かりませんが、仲を取り持つような立場になったものですから、管理者から次期を任したいとの話もありました。
しかし、仲を取り持つのが管理者の責任だという圧力がのしかかってくることが目に見えていましたので、この職場の管理者はやっていけないと感じました。
また、業務改善の提案を管理者や幹部にしても、「伝統だから」「現状で回ってるのだから」と検討する余地もないように扱われたので、モチベーションも下がる一方でした。
そのモチベーションの低下が対利用者に対する態度には表さないようには心がけていましたが、その精神状態についてフォローアップしてくれる人事相談もなく、また社内異動もなかったため、継続して働いていくことは厳しいと感じました。
最終的には辞めることを選びました。
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