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【精神病院で看護助手をしていた女性の体験者】『大変』『しんどい』『辞めたい』と感じたこと

本記事では、精神病院で看護助手をしている女性の体験談を紹介しています。

精神病院で看護助手をしていた女性のプロフィール

プロフィール
  • 都道府県:神奈川県
  • 介護・福祉歴:8年
  • 精神病院の病棟での勤務年数:2年
  • 職員数:約180名
  • 保有資格:介護福祉士・重度訪問介護従業者
  • 年収:約360万円
  • 処遇改善手当支給額:約9,000円

 

看護助手としての給料詳細について

基本給は約14万7,000円、夜勤手当が1回につき8,000円、介護福祉士手当が月額1万円、皆勤手当てが8,000円になります。

交通費は月額2万円が限度になります。

賞与は年3回あり、合計65万円ほど。

はじめての昇給額は1,000円程度でしたが、勤務年数を重ねることで1万円程度まで増えるそうです。

残業・サービス残業ともにありません。

精神病院で看護助手として『大変』『しんどい』とおもうこと

看護助手として勤務していた精神科は統合失調症と認知症患者が多くを占めていました。

私の勤めていた病棟は老人病棟で、患者の半数ほどは統合失調症や躁うつ病などを長年併発している状態でした。

暴力、妄想、虚言、介護拒否、服薬拒否、セクハラ、便失禁、おむつ外し、頻回なトイレの訴えなどを持つ患者も少なくありません。

自立歩行している患者は1割にも満たず、9割以上の患者が車椅子へベルトで拘束されている状態でした。

だからこそ介護負担が大きかったように感じます。

排泄トラブルは特に多く、日常茶飯事だったため、そのたびにベルトを交換・洗濯。

おむつ交換やトイレ誘導の際もベルトを取り外してつけてというのを毎回行います。

介護拒否をする患者も少なくなかったため、拘束しているときに暴力に見舞われることも多かったです。

介護拒否や服薬拒否にせよ、男女問わず手を出す患者が非常に多かったです。

服薬拒否で指を噛まれて出血したり、介護拒否で眼鏡を壊されたりといったこともありました。

意思疎通ができる患者の場合でも暴力というのは珍しくありませんでした。

看護助手が定着しにくい面があり、常に人手が足りない状況でした。

おむつ交換や自立歩行の難しい患者へのトイレ誘導はもちろん、ストレッチャーやベッド、車椅子への移乗は常にスタッフ1人で行っていました。

比較的若い人や男性スタッフが少ない勤務先だったため、どうしても若い女性スタッフに労働力が求められていました。

患者からの防ぎようのない暴力や暴言などに加え、若い自分たちへ労働の比重が集まる状況がつらいと感じていました。

また、病気の特性上、患者から追いかけられてさまざまな要求があったりするのを拒否したりするのが大変でした。

夜勤の最中に「人殺し」と叫ばれながら追いかけられたり、腕を掴まれて「家に帰してほしい」「ずっとそばにいてほしい」などお願いされたりというのが日常茶飯事でした。

特に急いでいるときにこういった要求をされると、拒否をするにも精神的なしんどさを感じていました。

心身ともに疲れ、看護助手を『辞めたい』と感じた

現在は別の理由で退職していますが、なかでも強く「辞めたい」と感じていたのはやはり、労働が重くなったときでした。

労働が重くなる理由としてはスタッフによるものであったり、患者によるものであったりしますが、精神的な辛さが加わると心身ともに逃げられない辛さを感じていました。

看護師や医師が常にいるため、看護助手の仕事ではイレギュラーな対応はほとんどありません。

そのため掃除やおむつ交換やトイレ誘導、食事介助、入浴介助、それに付属する準備などルーティーン化された仕事を黙々とこなしていきます。

介護施設などに比べて専門性が低いため、介護業務という感覚が希薄になってしまっていました。

介護業務という感覚が薄れることで労働ばかりに重点がいってしまいます。

「介護福祉士なら他に目指すものがあったのではないか」

「患者の話を聞けない状況というのは自分が介護福祉士としてあまりにも冷たいのではないか」

という感覚が常につきまとっていました。

患者自身、できることでもできないとスタッフに寄りかかることが少なくありません。

それに加え、説得してもなかなか納得できない、自分のなかで気持ちを消化できないという方も多いように感じます。

特に病気の特性上、季節や天候などによっても日々の浮き沈みがあるのでその対応も加わります。

ルーティーン化された業務のなか、そういったことに対応していくのは、日々辛さが重なり「辞めたいな」と感じていました。
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