学生時代に訪問介護ヘルパーのアルバイトをしていた女性が語る。『大変』だと痛感すること

本記事では、学生時代に訪問介護ヘルパーのアルバイトをしていた女性が体験した『大変』なことを紹介しています。

訪問介護ヘルパーをしていた女性のプロフィール

プロフィール
  • お住まい都道府県:神奈川県
  • 介護・福祉歴:8年
  • 訪問介護での勤務年数:4年
  • 保有資格:介護福祉士・重度訪問介護従業者
  • 時給は1600円

訪問介護ヘルパーでの給料詳細について

時給は1600円、夜間の時給1800円で交通費は全額支給。

従業員はみんなバイトのため、手当やボーナス、昇給などはりません。

サービス残業は10~20分程度。

学業との両立が『大変』

私は訪問介護事業所に所属していましたが、勤務した4年間、ずっと特定の利用者1人の介護を行っていました。

事務所には基本的に立ち寄らず、直接利用者の家を尋ねて勤務したあとに、そのまま帰宅します。

週2回の入浴以外は一対一で介護を行います。

こういった事務所を基本的には通さないという勤務形態ゆえに、勤務時間がなあなあになってしまっていたことが一番の負担でした。

私は電車通勤をしており、だいたいが18時から24時までの勤務時間だったため終電を逃してしまうこともありました。

また、サービス残業ではないですが、1~2時間早く出勤してほしいなどの要望も多々ありました。

学生バイトしかいない環境だったので、時間に融通が利きやすいスタッフに負担が大きくなっていました。

基本的に1回の勤務で4~8時間程度の長時間の勤務になります。

しかし、突然1時間早上がりをしたスタッフがいたり、人のいない時間帯に何かが起こったりすると1時間でもいいから勤務してほしいとお願いされることもありました。

当時は大学にも通っていたため、講義の合間に出勤したり、レポートや試験があっても休めなかったりといった負担が大きかったです。

利用者は四肢麻痺であったため、外食やパチンコ、旅行などの趣味、講演会の付き添いなどの必要もありました。

一般的な訪問介護よりもより日常に寄り添う必要があったと思います。

介護業務以外の付き添いというのは、介護業務以上に気を遣う必要があったのも大変だったなと感じます。

一般的な介護業務よりも体力的な負担はほとんどありませんでしたが、精神的な負担が非常に大きかったです。

訪問介護の利用者さんの体調が悪化し、負担が大きすぎると判断し辞めることに

担当した利用者は40代の若い男性で、後天的に四肢麻痺になってしまった方でした。

肩あたりまでしか稼働域がないため、体位交換や移乗、食事介助など他にも日常的な行動はすべてスタッフが行います。

移乗などは利用者の自宅内にリフターがついていたため身体的な負担はほとんどありませんでした。

しかし、四肢麻痺の影響なのか、勤めていた4年間のうちにだんだんと合併症のような病気がさまざま出てきました。

また、訪問看護も頼んでいましたが、敵便などの業務を行うためにきていたので、日常的に行う膀胱留置カテーテルの洗浄などの医療行為に該当するグレーな部分も介護スタッフが行っていました。

そういった業務形態ゆえに、利用者のだんだんと病状が悪くなるというのが怖かったです。

利用者の体調が悪かったり怪我をすると、利用者自身が処置などを指示します。

しかし、実際に看護師などが確認した上での指示ではないため、介護スタッフの判断も重要になってきます。

「果たしてこの判断は正しいのか、間違いないのか」「もし誰もいない時間に何か起こってしまったら」という不安感や責任感が常にありました。

勤務中、緊張をしているつもりはなかったのですが、手の震えが止まらなくなったりしてしまい、ちょっとしたミスが毎回のように発生してしまいました。

自分自身に当てはめても当たり前のことですが、自分の身の回りの生活をすべて他人に任せなければならないという状況は非常に神経質になります。

そのため物を頻繁に落としてしまったり、常に緊張状態で介助をされると不安感や不信感がわきます。

そういった溝によってだんだんと以前のように落ち着いた介助ができなくなってしまい、辞めることを決意しました。
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