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小規模多機能で管理者兼ケアマネが語る。介護職は将来がないとおもい『辞めよう』と思いを募らせたことも。

本記事では、小規模多機能ホームで管理者兼ケアマネジャーをしている男性の体験談を紹介しています。

小規模多機能で管理者兼ケアマネジャーをしている男性のプロフィール

私は茨城県の小規模多機能型居宅介護で管理者兼ケアマネジャーとして働いております。

介護の世界で働き始めて14年目になり、現在の小規模多機能では12年勤めています。

施設の職員の人数は介護職以外も含め13人、介護職のみでは11人となっています。

私の保有資格は介護福祉士と介護支援専門員の2つで、年収は約450万円です。

処遇改善手当は現在介護職ではないためもらっていませんが、介護職員は年間で約50万円程度支給されています。

今年度より特定処遇改善加算が新設されたため若干金額は上がるかと思われます。

管理者兼ケアマネとしての給料詳細について

現在の処遇についてですが、基本給が23万円でそのほかの手当は資格手当、管理者手当、住宅手当をもらっており、賞与は年に3回もらっています。

昇給は年間3000円前後で、残業は多少ありますが、サービス残業はありません。

管理者兼ケアマネの仕事をして『大変』『つらい』こと

小規模多機能という施設は、他の介護サービスと比べると支援の幅が広くできること、認められていることが多くあり、どこまで支援するかという線引きがとても難しく悩みます。

通常介護保険のサービスは、ケアプランを元に支援を行います。

プランにないことまで支援を行なってしまうと、親切でしたことでもその人のできるはずの能力を奪うことにもなりかねません。

しかし、独居の方や高齢世帯が増えている今の世の中で、自宅を訪問し、見てしまったことを見ないふりはできない、心配だ、という気持ちもあります。

この前来た人はやってくれたのに、あなたはやってくれない等と言われてしまうこともしばしば。

そうしたことを少しでもなくしていくためにしっかり何度も相談を重ね、安心して毎日を過ごしていただくための計画作りはとても大変です。

また、2018年にで7人に1人、2025年には5人に1人と言われている認知症患者への支援は個々で症状、対応、周辺症状の有無など同じ人は2人とおらず、昨日うまくいった支援が今日はうまくいかないなど苦悩の連続です。

その人の習慣、生きてきた歴史などを十分に尊重しながら何度も計画を作り直し、本人の望む暮らし実現へ、たくさんの人たちが関わり、協力して支援を行っています。

それでも思うように支援が行えず、暴言、暴力などで傷付いたり、徘徊など本人にも危険が及ぶような行動が見られたりします。

支援がうまくいかないことで対応しているスタッフももちろん大変な思いをしていますが、それをもっと身近で支援しているご家族様、そして何より本人もとても辛い思いをします。

そんな姿を見て、お話をしてたくさんの負担、不安な気持ちを目の当たりにすると自身の力のなさを痛感しとても辛い気持ちになります。

現場では身体的にもかなり負担がかかり、ほとんどの職員は腰痛を抱えながら仕事をしていると思います。

特に女性は自分よりも体の大きな方に対し移乗の介助を行い、転倒のリスクもある中とても大変な思いをしていると思います。

介護職は将来がないとおもい『辞めたい』とおもうこともあった

現在の小規模多機能に努めて12年になりますが、その中で辞めよう、辞めたいと感じたことは、結婚をして子供が生まれるとなった時に、介護職の処遇は将来の不安を感じるものでした。

現在は国も介護職の処遇をあげようと加算の創設などを行い、徐々に待遇も良くなってはきていますが、まだまだ他職種と比べると低いと言わざるを得ない状況で、介護職のなり手も少ないのが現状です。

私はタイミングよく結婚後、管理職になることができ、そこでグッとよくなったとは言えませんが、将来的な見通しが少しはできたため辞めるには至りませんでしたが、特に男性の介護職の方は同じような不安を抱えている方がたくさんいらっしゃるんじゃないかと思います。

最後に小規模多機能という施設はまだまだ認知度も低いですが、これから増え続ける高齢者が、少しでも長く自宅で生活が続けられるようにとても柔軟に支援を提供できる施設だと思いますので、たくさんの方に知っていただけるような努力をしていきたいと思っています。
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