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訪問介護併設の住宅型有料老人ホームで働いてみて『大変』だと感じることや『やりがい』を紹介

本記事では、訪問介護併設の住宅型有料老人ホームならではの働きにくさや大変だとおもうこと、やりがいを紹介しています。

訪問介護併設の住宅型有料老人ホームで働いている女性のプロフィール

プロフィール
  • お住い都道府県:京都府
  • 介護・福祉歴:5年
  • 住宅型有料老人ホームでの勤務年数:5年
  • 施設での職員数:30名程度
  • 保有資格:介護福祉士
  • 年収:約320万円
  • 処遇改善手当支給額:年間約10万円

訪問介護併設の住宅型有料老人ホームで『大変』だとおもうこと

住宅型有料老人ホームとは、主に民間企業が運営し、要介護者や、自立(介護認定なし)・要支援状態の高齢者を受け入れる施設です。

生活援助や緊急時の対応、レクリエーションが受けられ、介護が必要な場合は外部サービスを利用しながら生活できます。

私の働いていた住宅型有料老人ホームでは、施設内に訪問介護事業所が配置されており、職員のほとんどが訪問介護事業所の職員を兼任していました。

実際の業務では住宅型有料老人ホームの職員とは訪問介護事業所の職員と業務が混ざらないようにエプロンの色で区別していました。

例えば、ピンク色のエプロンをしているときは訪問介護をしているときです。

このエプロンを着用している時間は実際に利用者の家を訪れているように1対1で接しなければいけません。

ですから、このエプロンを着用しているときに他の利用者の方に何かお願いされてもお受けできないのです。

極端に言えば、その方のお世話をしているときに、訪問サービスを利用している利用者様に転倒事故でも起きれば大問題になります。

ただ、職員はエプロンの色で区別できていても利用者様には関係ありません。

困っているときに近くにいる職員にお願いをするのは当たり前です。

また訪問介護を受けていない利用者の対応をする職員が足りないのも現状でした。

職員も区別をつけないとと分かっていながらも、人員不足で対応せざるを得ませんでした。

しかし、現場から離れている本社の人たちは口を揃えて「訪問中に他の利用者に関わるな」の一点張りでした。

夜勤での対応が特に大変

夜勤中は特に大変でした。

入居者数50名を職員2人で対応するのですが、夜間帯も訪問介護があります。

就寝介助・排泄介助・起床介助と1人あたり約20分(身体介護0)を夕方から朝までずっとです。

もちろん夜勤2人とも訪問介護にあたっているので、住宅型有料老人ホームの職員は実質0人です。

時には、要支援者や自立の訪問介護を利用していない方が体調を崩す時もあります。

そういう時は誰が対応を?となりますよね。

もちろん夜勤者が対応します。

訪問介護をいつもより早めに終わらせたりしながら対応します。

それでも救急搬送するとなったときは、1人は同行しなくてはいけません。

そんな時はもうどうしようもありません。

近くに住んでいる職員に電話してきてもらうこともたびたびありました。

住宅型有料老人ホームの1番大変な面はこのシステムだと思います。

利用者、家族、職員、すべての人がこのやり方に疑問を感じていました。

実際の介護業務の内容は、要介護4・5の方は10名程度。

ほとんどが要介護1・2.3の方ばかりです。

介護内容も比較的簡単なものが多かったです。

入浴時も見守りがほとんどでした。

重度の方の入浴介助では2人で対応することが多く、職員の負担は少ないように感じました。

なかには自立の方も多くいらっしゃり、一人暮らしでは不安という高齢者の方も複数名しました。

65歳の若い方もいらっしゃいました。

そういう方のセクハラ発言・行為は頻繁に起きていました。

元気な方が多い分、性的セクハラに悩んでいる職員は少なくありませんでした。

グレーゾーンで仕事するのは苦痛

住宅有料老人ホームで3年働いて介護福祉士を取得し、訪問介護事業所のサービス管理責任者に就任しました。

サービス管理責任者は住宅有料老人ホームと兼任はできないため、訪問介護事業所の専任になりました。

ですから、住宅有料老人ホームの業務をすることはできなくなりました。

しかし、訪問介護事業所が施設内にあるため、どうしても住宅有料老人ホームの業務に触れてしまいます。

しかし本社の方や、行政の方が施設に来るときは、事業所から出るなと言われていました。

そのグレーゾーンのなか仕事をするのは本当に苦痛でした。

サービス提供責任者になったのが21歳の時でした。

1番最年少で役職に就き、ほかの職員からの嫉妬などもありました。

今まで仲良くしていた人たちが急に無視をしてくる等、嫌がらせは日常茶飯事でした。

サービス提供責任者の仕事は思った以上に大変でした。

訪問介護時に必要な個人ファイルの作成・手順書・モニタリング・カンファレンス・職員教育・研修など、とても1日8時間の業務では追いつきませんでした。

最初の半年は深夜までサービス残業も当たり前でした。

当然そんなことをしていては体調も崩します。

勤務中に倒れて救急車で運ばれたこともありました。

しかし、一般職員だと代わりはいますが、サービス管理責任者に代わりはいません。

溜まった仕事を誰かが代わりにすることはできません。

自分が溜めてしまった仕事をしなくていはいけません。

体調を崩し、入院までしていた時、ベッドの上でパソコンと戦っていました。

やりがいを感じるようになった

半年を過ぎたあたりから業務にも慣れてきて、残業時間も少なくなってきました。

この頃から、この仕事にやりがいを感じるようになってきました。

利用者様に合った介護の提供、ADL・QOLの向上に向けた取り組みなど。

毎月モニタリングの際に、利用者様の笑顔を見るたびに、この仕事に就いてよかったと感じるようになりました。

現在は育児のため現場から離れていますが、いずれは介護の現場に復職したいと思っています。
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