放課後デイサービス・障害者支援施設の仕事『楽しい?』『きつい?』【2人の介護士の答え】

『放課後デイサービスや障害者支援通所施設の仕事って楽なの?それともキツイの?』

これらの仕事に興味がある方は上記の疑問をお持ちだとおもいます。

そこで、本記事では『クラウドワークス』を通じて経験者の2人の体験談を紹介していきます。

2人の経歴

  • 【Aさん 男性】障害者支援通所施設2年・放課後デイサービスで3年間勤務【現在 退職】
  • 【Bさん 男性】障害者支援施設4年間勤務【現在 退職】

当たり前ですが、2人とも違う意見で、放課後デイサービスや障害者支援通所施設での仕事に対する考え方も異なります。

『年収』などについても記していただしており、非常に興味深い内容なので、ぜひ最後までお付き合いお願いします。

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【男性Aさんのプロフィール】障害者支援通所施設2年、放課後デイサービス3年勤務

プロフィール
  1. 都道府県:千葉県
  2. 介護職歴:8年
  3. 放課後デイサービス勤務:3年、障害者支援通所施設2年
  4. 従業員数:8人
  5. 保有資格:保育士、介護福祉士、サービス管理責任者
  6. 年収:280万前後
  7. 処遇改善手当支給額:15000円

障害者支援通所施設、放課後デイサービスの給料について

基本給

障害者支援通所施設では初任給は11万ほど、2年目からは嘱託職員として働いていたため、給料は基本給は13万程度です。

こちらは市営の施設のため、嘱託職員に昇級するためには論文と面接が2回などの試験がありました。

放課後デイサービスは施設立ち上げスタッフとして勤務し、初任給20万ほどでした。

この業界では初任給が20万円というのは多い方でしたが立ち上げスタッフ&サービス管理責任者&資格手当等を含んだ給料です。

手当(処遇改善手当・夜勤手当・その他の手当)

放課後デイサービスでは土日に外出支援や短期宿泊等の支援を行なっていたため夜勤手当5000円、休日出勤時給1000円がありました。

私はこの仕事自体が好きで平日には見れない子供たちの表情が見たく休日も働いていました。

土日に私の職場のようにバイトとして雇ってくれる施設は多いと思いますのでメインの仕事だけでは給料が低く不安という方はこのような働き方もあります。

ボーナス(支給回数など)

障害者支援通所施設は嘱託職員だったのでボーナスはありません。

放課後デイサービスは年間で2ヶ月分のボーナスがありました。

昇給額

昇給は施設にもよりますが私の施設では毎年5000円ほどupでした。

施設にもよりますが働きながら資格を取得して昇給に追加で資格手当をもらえるように頑張るのがいいと思います。

サービス残業の有無

サービス残業に関しましても施設によりますが私の施設ではほとんどありませんでした。

残業自体も送迎の際に渋滞にはまり戻ってくるのが遅くなったときのみでした。基本的にはありません。

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障害者支援通所施設、放課後デイサービス『楽しい』

日々違う動きをするのが障害者です。

毎日がとても新鮮です。

私の施設では子供たちに自主性を養ってほしいとの事で毎日プログラムを組んでいました。

レクや学習、運動等を毎日準備をするのが大変です。

私みたいに立ち上げスタッフだと意見が通りやすくほとんどがほかの施設ではあまりやらないような、子供たちが楽しめる内容にしていました。

準備が大変なのはデイサービス系は同じだと思います。

放課後デイサービスは楽しく、ずっと続けたい

私は支援員として嫌なことは特にありませんでした。

ともに成長している気持ちでした。

私は現在は現場職から離れていますが現場に戻る機会があればまたやりたいと思います。

現在は放課後等デイサービスで勤務している時に取得した介護福祉士を使って仕事をしたいと思い転職しました。

放課後等デイサービスは通常の子供たちよりも癖が強かったり、難しいところが多いですがその分愛着を持てますし、毎日がとても充実します。

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【Bさん男性のプロフィール】障害者支援施設で4年間勤務

プロフィール
  1. 都道府県:神奈川県
  2. 介護職歴:4年
  3. 行動援護の経験年数:4年
  4. 対象施設の従業員数:10人前後
  5. 保有資格:介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)
  6. 年収:約200万円
  7. 処遇改善手当支給額:なし

障害者支援施設の給料【詳細】

基本給は約170,000円でした。

利用者さんと一緒に昼食をいただくことが多かったので、昼食費が10,000円。

さらに、職員同士で通話をする場面が数回あるため、通話料金として2,000円が支給されます。

ボーナスは年に2回、夏と冬にありました。

私がいた施設では、社長と所長の他は平社員かパートしかいないので、昇給などは特にありません。

先輩やリーダー格の社員はいましたが、彼らが他の社員より給料が高かったかどうかは不明です。

日常的にサービス残業がありました。

仕事が早く終わっても、残りの時間が前日の記録などの残務に費やされるため、なかなか早く帰ることができない職場でした。

障害者支援施設は『きつい』

障害者支援施設で働くのはキツイと感じる理由は4つあります。

1.残業の多い

キツイと感じること1つ目が、残業の多さです。

毎日というわけではありませんが、1日の労働時間が8時間を超えることは珍しくありません。

そもそも、1日のスケジュールが8時間以内に収まるようにできていないことも多々ありました。

さらに、残業分の給料は出ない職場でした。

2.拘束時間が長い

キツイと感じる2つ目が、拘束時間の長さです。

残業が多い分、職場での拘束時間も長くなります。

1時間の休憩を入れると、職場での拘束時間は約12時間になることも。

その上、休憩時間中も利用者さんを見ていないといけないので、完全に自由な休憩時間は無いといっても過言ではありませんでした。

3.給料が低い

キツイと感じる3つ目は、給料の低さです。

介護の仕事は体力的に大変で、さらに給料が低いとよく言われています。

私の職場も例外ではなく、これは本当のことだと実感しました。

いくら懸命に働いても、やはり給料は低いのです。

基本給から税金が引かれ、手取り金額は更に低くなります。

1ヶ月の給料から家賃、光熱費、食費を引いたら残りはわずか。趣味にお金を使うと、貯金にお金を回すことがなかなかできませんでした。

4.利用者家族と上司と板挟み

キツイと感じる4つ目は、利用者家族と会社上層部の板挟みになることです。

私がいた職場では利用者に応じて1年ごとに支援計画を作成し、それを基本として利用者さんの支援を行っていました。

障害の特性が大きく出て、中には支援が難しい利用者さんもいます。

時には会社の上層部と利用者さんのご家族の間で、意見の食い違いが発生することもありました。

時期的にとても調子が悪い場合、支援が良くないのではないかという意見が出やすいのです。

そこで両者の間で板挟みになってしまうのが介護士です。

両者のことを知っている身としては、それぞれの言い分が理解できます。

その分、両者とも納得のいく結論に達するのは非常に難しいのです。

中にはとても理不尽な意見を言う家族もあり、ストレスが溜まることもありました。

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障害者支援施設は大変だと感じ『辞める』と決意

この職場にいても、先が全く見えないと感じました。

給料は低く、賃金もなかなか上がらない。

長年勤めることで役職のあるポジションに就けるわけでもないので、役職手当もありません。

このまま長くこの仕事を続けても、将来に明るい展望は持てませんでした。

仕事自体はとても価値のあるものです。

しかし、それに合った給料という見返りがなければ、仕事を続けていくのは困難です。

社長は、「ここで仕事ができるようになれば、どの会社に行っても通用するから。」と言っていましたが、そんなことはありません。

介護の仕事はコミュニケーションがとても大事で、この能力は鍛えられます。

しかし、残業が常態化している会社で長年働いたとしても、この職場で働ける能力は身に付くかもしれませんが、他の仕事で生かせるスキルが身に付くわけではありません。

4年ほどで、この仕事を辞めて転職した先は異業種です。

残業が少なく、長時間働いた分の休みが確保されている職場でした。

空いた時間を趣味や勉強に充てられるので、間違いなく、こちらのほうが人として成長できました。

まとめ

一概に放課後デイサービスや障害者支援施設といっても事業所によって人間関係や施設の方針も異なるので、『楽』『きつい』とはいえません。

ブラック施設を見分けることも難しいですが、なるべく避ける方法はあります。

関連記事『離職率・施設情報を検索できる-ブラック介護施設を見抜くツールの使い方を徹底解説』

上記の記事でブラック施設に就職しない方法を解説しているので、参考にしてみてください。

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