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介護の第一線で活躍している男性へインタビュー。ホワイト・ブラック施設は施設長で決まる。

介護業界への転職を考えている方のために、介護職21年のキャリアを誇り、施設長などを経験している男性にインタビューさせていただきました。

今回はグループホームのお仕事の『やりがい・大変なこと』や『介護職に向いている人』『ブラック・ホワイト施設の見極め方』

をご紹介していきます!

介護職歴21年の男性【プロフィール】

プロフィール
  1. 都道府県:東京都
  2. 介護職歴:21年
  3. 保有資格:介護福祉士・介護支援専門員
  4. グループホームでの勤続年数:4年
  5. グループホーム規模:スタッフ数:15名・利用者:12名
  6. グループホームでの年収:380万円
  7. 処遇改善手当支給額:当時は支給無し
給料額の詳細
  1. 基本給:18万円程度
  2. 手当(処遇改善手当・夜勤手当・その他の手当):5万円程度
  3. ボーナス:あり(2回/年)
  4. 昇給額:2千円
  5. サービス残業の有無:あり

介護職21年の男性へ、グループホームでの仕事についてインタビュー

グループホームで働いて大変だったこと

夜勤が大変

夜間に必ず誰かしら起きてこられるので、身体と心を休めづらい日もあり、しんどいこともありました。

入居者同士で、感情的で陰湿な喧嘩が起きたとき、その仲介が大変でした。

グループホームを辞めたいと感じたこと

やり甲斐があったので、辞めようとは思いませんでした。

ただ、尊敬する上司が自分だけ給与を上げているのを知ってしまったことにより、モチベーションが大きく下がりました。
(これが最終的には、退職の要因となりました。)

グループホームならではの良いところ

スタッフと利用者の距離が近いことです。

望んでいることをキャッチしやすい距離感なので、きめ細かいケアが実現しやすいことがグループホーム最大のメリットです。

例)手先の器用な利用者さんの特技を生かし、その作品をフリーマーケットで販売する機会をつくってあげられました。
売上は利用者さんが自由に使えるお金となり、社会的な繋がりもできました。

グループホームの変容や、今後の動向は?

人材の確保と、教育が課題です。

そもそもグループホームは、認知症の方向けに、疑似家族のような生活を提供する目的でつくられました。
(業態としては需要もあり、利益率も高いです。)

(介護度が)特養に入る前段階の方々の生活を改善し、自立を支援することがお仕事です。

※しかし、近年は人材不足により、その利点を生かせていない施設が目立ってきています。

作業効率(職員の都合)よりも、共同作業の機会を増やすこと(残存機能の維持・向上)の重要性を理解し、水際で支える意識の啓蒙が課題なのです。

ブラックとホワイトの見分け方は?

大抵はトップ(施設長)で決まりますね。

ブラックのパターンは、大きく分けて2種類あると思っています。

1.「高齢者を収入源としか見ていない銭ゲバタイプ」

スタッフは薄給のままキャリアアップもできず、流れ作業化した質の悪いケアのなかには、やり甲斐も見い出せない。

モチベーションは下がっていきます。

2.「善行に酔う自己満足タイプ」

もう1つは諸刃ですが「善行に酔う自己満足タイプ」です。

介護に対する思いが熱すぎて、サービス残業など当たり前!という感覚をスタッフにも求めてしまいます。

悪気がないため、断れない雰囲気が作られます。最初は頑張れても、無理をすると長続きしません。

また、施設長の理念がどういうものか。

入居してくれた方々に、どうなってほしいのかというイメージが明確かどうかも、施設選びの際の重要なポイントだと思います。

※面接時に、逆質問をしてみるといいでしょう。

ビジョンの有無は、言葉の端々でわかるものです。

施設見学時のポイントは、きちんと挨拶があるかないか。スタッフの方々の表情や、声のトーンにも注目しましょう。

介護職に向いている人って、どんな人?

偏見を持たずにアセスメントができ、事象に対して様々な要因を思考できる方。

介護を「自分事」として捉えられるマインドをお持ちの方。

認知症の症状や、老いていくことから目を背けず、理解しようとする気持ちが大切です。

自分自身だって、いつかは老いるという当たり前の現実。人はひとりでは生きていけないこと、助け合いの中で生きていることを知り、それを「お互い様」だと思える、優しい世の中になればいいと思います。

平穏な日常が一変する可能性は、誰にでも起こりうるのだと、先ず想像してみてください。

たとえ若くても、脳梗塞や交通事故で、介護が必要な体になるかもしれません。

介護は決して、他人事ではないのです。

他人事だと思ってなんとなく関わっていると、それはただの「 作業」 と化してしまいます。

相手は心を持った人間なので、「自分がされたくない介護はしない」という意識を常に持っていること。これはスキル以前の話しで、プロとしての入り口に過ぎません。

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持っていると役立つ資格や経験

サービス業、接客の経験ですね。

生活に関わることで情が湧き、高齢者が可愛らしく見えてくることもあるのですが、それが高じて、子供をあやすかのような上からな態度に変わってしまうのは、避けたいもの。

ホスピタリティが損なわれないよう線引きが必要な場面があるので、そこへのブレーキをかけてくれるという意味では、サービス業の経験は大きいです。

最後に、介護職を目指す人へ一言!

介護職に対しては未だ偏見が多く、大変な仕事だと(まるで慈善事業のように)捉えられがちですが…

介護を通じて得られるものはとても多く、自身の老いとも向き合える希少な仕事です。

自分の意志で選んだということに、プライドを持ってほしいです。

また、たとえ認知症になっても、人の人生はそこで終わるわけではありません。人間性は残るし、出来ることも沢山あります。

そういった、人間の可能性を発見できる、素晴らしい仕事です。死生観が変わりますよ。

やってみると楽しいので、是非、扉を叩いてみてください。

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