介護職は『楽すぎ』それとも『しんどい』現役10人に聞いてみた意外な回答

介護の仕事に興味がある方は介護職が『ラク』なのか、それとも『大変』なのか知りたいとおもいます。

そこで今回、現役介護士さん10人に介護職は『ラク』なのか『しんどい』のか聞いてみました。

介護の仕事がどのような仕事なのか、知ることができる記事となっています。ぜひ参考にしてみてください。

介護職は『楽すぎ』or『しんどい』介護士の意外な回答

今回、クラウドサービスを利用して介護士さんに回答していただきました。

調査結果、なんと現役介護職員さん10人中10人が、『介護職は、しんどい』とお答えしました。

まる

2人くらいは『ラク』と答えるかとおもったので、意外な回答です。

介護職って、どんな仕事がしんどいの?

では介護職のどのような事が『しんどい』のか、現役介護士さん10人のコメントを紹介します。

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女性 介護職歴12年(経験:ディサービス・訪問介護・サービス付き高齢者住宅)

介護職はしんどい仕事です。

理由は、常に人手不足の現場が多いため、欠員が出ると仕事が回らなくなり、自分が休みの日でも出勤せざるを得ない状況になることが多々あるからです。

また、シフト制のところも多く、連休が取りづらいので、インフルエンザなどの感染以外は、病気をしてもゆっくり休むことができず、病院に通いながら仕事を続けるという形にもなりがちです。

他には、利用者からの暴言や暴力的な行動など、時には精神的に辛いこともあります。

どこで働くかにもよりますが、介護度が高い利用者が多い職場では肉体労働も多く、肉体的負荷がかかりやすいうえに、精神的にも辛くなるとかなりしんどいと感じます。

ディサービスなどで軽度の利用者が多くて日中のみの仕事の場合は、わりと身体的な負荷は少なくて済みますが、訪問や施設での寝たきり重度の方の移乗や移動は、広い場所が確保できない場合、介護する側が身体を痛めやすいです。

また、介護士は当然医療行為を禁止されていますが、現状身内が同居していない利用者については、ある程度のことはやらなければいけない状況です。

書類含め、介護以外の仕事を日々背負うのは、積み重なるとしんどいです。

男性 介護職歴7年(経験:特別養護老人ホーム )

介護職は正直、しんどい仕事です。

通常の仕事の1日の流れは以下の通りです。

(朝:着替え・洗顔・排泄の介助や、食事)

(昼:絵を描いたり、書道などの利用者さんそれぞれの好みに合わせた趣味活動のお手伝い、風船やボールを使って一緒にゲーム、転倒予防体操などの運動メニューの指導や見守り、お散歩の付き添い)

(夜:ナースコールの対応やおむつ交換、入浴介助、リネン類の確認・補充)

以上のように、一日中大忙しです。

特に入浴介助・着替えのために利用者さんを抱き抱える作業が、かなりの重労働で、腰が悲鳴を上げています。

更に、利用者さんに何かあっては絶対にいけない仕事なので、気を張っていなければいけませし、決して給料も高くありません。

むしろ安月給です。

介護職は肉体的・精神的にかなりハードな仕事ですが、嫌なことばかりではありません。

利用者の方々が気持ちよさそうに、楽しそうにしている姿を間近で見ることができるので、やりがいも感じます。

介護職を「らくorしんどいか」と聞かれたら、即答で「しんどい」と答えますが、「自分が必要とされている、感謝されている」と肌で感じることができるので、やりがいもある仕事です。

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女性 介護職歴8年(経験:特別養護老人ホーム)

介護職はとてもやりがいはありますが、やる気だけでは回らないようなしんどい仕事です。

理由としては、まず人が足りないので、シフトによってはほぼ家に帰れないような時があり、想像した以上にブラック状態です。

人が少ないので、それに応じて一人で見ることになる利用者さんも多くなり、正直全員安らかに問題なく寝てくれたら…と思いながら迎える夜勤は地獄です。

それでもお給料がよければ、少しは目を瞑れるところもあると思うのですが、田舎ということもあり、往々に手当てがついても月給が20万に届くことはほぼなく(サービス残業という名の忌まわしき風習)、体力と精神力を削り取られながら仕事をしているような感じです。

そんな中利用者さんが暴れて怪我を負わされてしまったり、暴言を吐かれたりすると心が折れそうになります。

また、施設の利用者さんのご家族が口を挟んで来られると、もうこれ以上は無理だ…という気持ちになったりします。

死がすぐそこにある職場なので仲良くしていた利用者さんが亡くなった際など初めは心を痛めていましたが、今は「ああ、寂しくなったなぁ、ベッドが空いた」という事しか感じられなくなり、自分の心のすり減りように驚いています。

男性 介護職歴17年目(経験:特別擁護老人ホーム、デイサービス、サービス付き高齢者住宅)

介護職は「しんどい」です。

理由としては、まず給料と労働の対価が合わない事です。

介護を経験していない人からすると、食事の介助や排泄介助、入浴介助を行う肉体労働をイメージしている人もいますが、実際はそれらの労働に関しては対して苦にはなりません。

それよりも、認知症の方への対応だったり、暴言、暴力、帰宅願望がある人への対応の方が大変です。

肉体的な労働はある程度の慣れで何とかなりますが、認知症の方の場合、慣れていても毎日同じ対応でなく、昨日上手く出来た声掛けも、もしかしたら次の日には通用しなくなってるなんて事も多いです。

その為イライラする事も多く、かといって入居者に当たるわけにもいかないので、自然と職員同士の間で愚痴を言ったり、職員同士の悪口も横行してしまいます。

そんな精神的に苦痛なのに給料も低くしんどいと感じてしまいます。

今後給料が高くなる見込みではありますが、普通の企業とは違い、業績に左右される事がなく、介護保険料でまかなっているので、給料が上がるにしても上限が見えてしまうのもしんどいと感じる理由になります。

男性 介護職歴14年(経験:小規模多機能型居宅介護)

介護職はしんどい仕事です。

理由は女性の多い仕事なので、楽なイメージがあるかなと思いますが、案外、力仕事も多く抱えて介護を行う時にはきちんとしたやり方をしないと腰を痛めたりすることも多くあります。

自分よりも年上の高齢者を相手に支援をすることも多いので、対応もかなり気を使いながらしなくてはいけませんし、介護職は看護師などと一緒に働くことが多いと思いますが、指示的にされながら業務を行うことが多いです。

また女性が多い職場なので、男性が働く場通常の男性の多い職場と比べて不満や問題提起の視点が違うので戸惑うことも多いかと思います。

初めて介護の仕事をする場合特に男性はおむつ交換や食事介助など特に独身の方は初めて経験するようなことが多い為戸惑うことが多いと思います。

そういうことが苦手な方は初めは苦労するかもしれません。

基本的に人とのやりとりになるのでコミュニケーションが得意な方はスムーズにできると思いますが、コミュニケーションが苦手な方は通所の事業所に勤めていると精神的にストレスとなることが多いと思います。

入所施設でもコミュニケーションがないわけではないため、相手を怒らせてしまったりすることもしばしば。

やりがいのある仕事ですが、心身疲れることも多い仕事です。

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女性 介護職歴 3年(経験:老人介護保健施設)

介護の仕事はシンドイ仕事だと思います。

理由は実際働いてみてわかりましたが、仕事範囲が広すぎるからです。

食事、入浴、排泄介助だけをやっていれば良いだけではありません。

口腔ケア、着替えの手伝いはもちろん、掃除、シーツ交換、リクレーションの企画、日々の記録や介護ケア計画の作成、利用者さんの精神面の対応、や家族会議、定期的なミーティングや研修など、直接介護以外にやる事が本当に多くて正直キツイと感じました。

特に年齢を重ねると体力的にキツくなります。

利用者さんをベッドから起こしたり、移乗させたりする仕事が一日に何度もあるので腰を痛めやすくなります。

更に夜勤は人手が減ります。

夜は利用者さんも眠っていますが、排泄の介助や、昼夜逆転して起きてしまった方の対応などやる事が多くなると一人の対応にあたふたしていました。

夜勤明けはお休みですが、一日中寝て終わっていました。

そして、事故などを起こせばお年寄りですので生死に関わることもあり得る言えるので、常に注意が必要で精神的にも大変な仕事でした。

利用者さんだけでなくご家族への対応も気を使いました。大事なご家族を預けるわけですから心配しながらも入所を決めるご家族も多いのです。

体力、精神ともにシンドイと思いました。

女性で介護職歴5年(経験:サービス付き高齢者向け住宅、特別養護老人ホーム)

介護の仕事はしんどいです。

高校の時に介護の勉強をし、もともと人のお世話をするのが好きだったこともあり、そのまま介護の仕事をするようになりました。

介護の仕事をする前は大変というイメージはあまりなく、楽しく仕事ができる、と思っていました。

ですが、実際に働いてみて自分のイメージとは正反対の大変さでした。

特養では、人の少ない施設だったので、座る暇もなく、ずっと動きっぱなしで昼休憩も満足に取れないこともありました。

中でも1番大変だったのは入浴介助です。

1人で特別浴の人も個人浴の人も5、6人入れなければいけなくて、且つ12時から15時と決まった時間までに済ませなければいけなかったので、時間に追われていて本当に大変でした。

冷房は付けられないので、夏場は軽い脱水症になることも多かったです。

仕事をしつつ、利用者の安全にも気をつけなければいけないので、精神的にも辛い仕事だと思います。

勤務中にパソコンに記録をするのが難しいので勤務外で記録をして、その後に帰宅するという感じでした。

とにかく介護職は常に時間に追われる仕事で毎日が大変で辛かったですが、利用者からのありがとうという感謝の言葉にいつも励まされていました。

女性 介護職歴2年(経験:デイケアセンター) 

介護職はしんどい仕事です。

理由は、相手が自分よりも年上であり人生の大先輩たちを相手にしているからです。

わたしが働いている所は、デイケアです。

その中でも認知症に特化したデイケアであり、認知症へのリハビリテーションを重点的に行う施設となっています。

働いていて一番大変なのは、認知症の方の予期せぬ行動です。

介護職は、おむつ交換やトイレ介助や食事補助やレクリエーションやお風呂介助等の業務は日常的に行います。

認知症の方に対しても同じように行うのですが、認知症症により様々な対策や対応を取る必要があるところが非常に大変な要素です。

認知症と一括りにはできず、様々な症状が現れます。特に物取られ妄想や、被害妄想が出現した時が一番しんどいです。

一人ひとりに合った対応をすることは非常に大変でしんどいなと感じてしまいます。

記憶障害等が出現する病気だと分かっていても、同じことを何度も聞かれると少しストレスになってしまうこともあります。

肉体的に疲れる、しんどいという事も多くありますが、それよりも精神的に悩んだり疲れたりしんどいと感じることが多いです。

また、家族の方への対応やサービスの充実の有無等を家族に説明しても納得いただけない時も苦痛に感じます。

女性 介護職歴4年(経験:介護付き有料老人ホーム)

介護職はしんどい仕事です。

とにかく体力的を使う仕事が多く肉体労働の仕事です。

力を使うだけならもう少し楽かもしれませんが、力の使い加減も考慮しないといけないので、余計にハードに感じました。

入居者様を車いすからベッドへと移乗するなどの身体介助の際、高齢の方の体は骨密度が低いため骨折しやすい傾向にあるので、とにかく慎重に力加減を考えなければいけません。

そのため、気疲れがひどかったです。

またリハビリ介助や誘導の際につまづいたりする方もいらっしゃり、ひと時も目を離せないのが大変でした。

1対1であれば、まだゆとりをもって行動できるのですが、同じフロアの方を全員伴っての移動介助のため、二つの目で観察するのには限度がありました。

認知症の方の場合、言葉かけでは通じないことも多々あったため、自由に歩き回る方を目的の場所まで連れて行くことには難儀しました。

時は、20代前半であったため、体力に自信はあった方なのですが、毎日仕事終わりには疲れ切っていました。

また、つまづいた入居者様を支えた際に、こちらも腰を負傷してしまい20代前半でありながら、ぎっくり腰持ちになってしまいました。

やりがいはありますが、とても体力を使う仕事です。

男性 介護職歴13年(経験:介護老人保健施設 )

介護職はしんどい仕事です。

理由は感情労働でストレスが溜まるし、重労働で腰を痛めるし、給料は安いし、同じ介護職として働く人に魅力のある方がいないからです。

認知症症状の進行がみられる方や精神状態が不安定な方の中には、職員に対して「死ね。殺すぞ。いやらしい。泥棒。人殺し」など暴言を言う方もいます。

また、椅子を振り上げて威嚇されたり、実際に掴みかかられて叩かれる等の怖い思いをすることもあります。

こちらに非がある場合などは申し訳なく思い反省もできるのですが、完全な妄想による一方的な場合には、いくら仕事でも何でこんな思いをしなければならないかと悲しくて涙が出ることも度々あります。

もし、そのような状況に対して上司に相談した場合は、取調べのような質問攻めをされた挙句の果てに事故・ヒヤリハット報告書を書かされ、職員の反省すべき点・対応の仕方が悪かった点を書かされることになります。

介護職員の人権はないのか?といつも疑問に思っています。

大卒で勤続年数13年30代後半の私が昼勤に加え、18時間労働の夜勤を月に6回こなして手取り23万円です。

(年収420万円)寝たきりの利用者様を抱き抱える度に腰痛も酷くなり、鎮痛剤は手放せない状態です。

しんどいです。

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介護職は『楽すぎ』or『しんどい』(まとめ)

以上、10人の現役介護士さんに介護職の仕事について聞いてみました。

一部のサービス付き高齢者住宅(サ高住)や要介護度が低い利用者さんを担当している部署では、比較的にラクかもしれませんが、介護職は基本的には大変な仕事です。

ただし、やりがいも非常に感じる仕事です。

『楽な仕事につきたい』という方は、サービス付き高齢者向け住宅や放課後等デイサービスで働くのもよいかもしれません。

ただし、給料は特養などの施設より安いので、高い給料を望むのなら特養や老健がよいでしょう。

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