本記事では、介護の現場で働き、人事採用も担当していた方に、履歴書や志望動機などの書き方・注意点をまとめていただいています。
採用担当者しか知らない、役に立つ情報を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
介護職の人事担当者だった方の前書き
どうも。こんにちは。私は介護職の人事採用を3年間していました。
転職や就職を行うために必要なのは、採用担当者がどのような人を求めているか見極めることです。
求めているニーズと、求職者の人物像がマッチすれば就職や転職はスムーズに進めることができます。
ここでは、転職や洗職をスムーズに行うためのボイントとして、採用担当者がどのような点について気を付けてみているのかご紹介していきます。
また、履歴書の作成や志望動機についてのポイントについてもみていきましょう。
介護職の人事採用が履歴書で重要視しているポイント
採用担当者は履歴書でどのようなポイントを重要視しているのでしょうか。
履歴書はその人を見るためには非常に重要なツールとなります。
ポイントを押さえて履歴書を作成するとスムーズな採用に繋がりますので、ポイントを理解することは採用への近道となるのです。
履歴書は必ず手書きで書く
最近では履歴書をバソコンで書いている方もいます。
履歴書を作成する側からしてみれば、履歴書を何枚も書くことがありますのでパソコンで記入するのは効率的であると言えます。
しかし、採用担当者からしてみれば履歴書は非常に重要な判断基準となり、パソコンでの作成は手抜きと思われマイナスポイントになる可能性も十分考えられます。
履歴書は必ず手書きで書くようにしましょう。
きれいな字であればポイントが高いのですが、きれいに書けない方もいます。
その時は出来るだけ丁寧に書くようにしましょう。
適当に書いたもの、丁寧に書いたものは一目でわかります。
きれいな字であるが、荒っぽいと印象は悪いです。
反対に汚い字でも、丁寧に書いていることが分かれば好印象になります。
丁寧に書く=何事にも丁寧に取り組む。 つまり、仕事も丁寧と繋がるのです。
自由欄の空白を埋める
職歴や資格などは書ける量が限られていますので、人によって違いますが、志望動機や趣味欄などは自由記載ですので、内容に注意しつつ、できるだけ多くの文字で空白がないように埋めていきましょう。
これは採用担当者が求職者のやる気を測る要因となります。
やる気がない場合は、どうしても空白が多くなりますが、反対にやる気や熱い思いがあれば文字数が多くなり、空白が少なくなります。
履歴書は面接と違って書いていることがそのまま相手に伝わりますので、 できるだけ熱意があるように見えるため、しっかりと記入していくようにしましょう。
介護職の志望動機で採用者に好まれるポイント
志望動機を考える際に、避けておきたいこととしてはマイナスポイントから入ることです。
これは転職でありがちなことです、以前の職場の人間関係が悪かった、パワハラがあった、などです。
これらは採用担当者からすると「そもそもの原因は本人にあるのではないだろうか」
「同じようなことがあればすぐにやめてしまうのでないか」
とマイナス要因に働く可能性があります。
できる限り、前向きな志望動機を設定すると良いでしょう。
特に就職したら、これがしたいという志望動機はプラス要因として採用担当者に捉えられやすいです。
例えば、「御社では○○に力を入れているので、私の経験を生かせると思った」
「○○についての事業が素晴らしいと思ったので、働きたいと感じた」
というようにです。
注意点としては、これらのことを志望動機にしようと思いますと、ある程度情報を仕入れないといけませんので、ホームページやパンフレットなど確かな情報を元に考えるようにましょう。
介護職の現場で好まれる人材
介護職は決して高い介護技術や豊富な知識を持っている方だけではありません。
そういった事以前に人柄ややる気というものが好まれる傾向があります。人柄が良い、やる気がある人材は、介護業界に限らずどこの業界に置いても重要視されます。
なぜ人柄とやる気をみられるのでしょうか。
好まれる人材、人柄はチームワークを築けるかどうかを見るポイント
介護は一人で行う仕事ではありません。
同僚の介護職はもちろんですが、看護師や医師、リハビリ職などの他職種とも連携を取る必要があります。
そのため、チームワークをきちんと築けるのかが重要視されます。
人柄がそれに当たります。
例えば、言葉使いが悪い、声が小さい、表情が暗いなど、
人を不快な気持ちや不安な気持ちにさせるような人ですと、チームワークを能性もありますので注意が必要です。
築けにくいと判断されて採用につながらない可能性もあります。
やる気は長年働いてくれるのかを見るためのポイント
採用担当者としては、採用後出来るだけ長く働いてもらいたいと考えます。
すぐに退職してしてしまいますと、現場から採用担当者としての見る目を疑われますし、採用コストなどを考えるとデメリットは非常に多いといえます。
その時に考えるのがその方のやる気です。
やる気があれば多少困難があったとしても、乗り越えれる力がありますし、嫌なことがあったとしても退職することはありません。
仕事について、どの程度やる気があるのかは採用担当者からしてみれば重要なポイントになるのです。
コメントを残す