【意外】介護の夜勤専従は楽?ー【3人の経験者に聞いてみた】

介護の仕事は早番・遅番・夜勤と勤務時間が異なるので、生活リズムが大変だと思います。

しかも人間関係がギスギスした施設もありますし・・・

そんなこともあり、人間関係が煩わしくない夜勤専従の仕事に興味を持つ方も増えてきています。

『夜勤専従の仕事に興味があるけど、楽ならやってみたい』と思うかもしれません。

そこで、夜勤専従に興味がある方のために、

本記事で、介護職の夜勤専従は楽なのか、経験した介護士さん3人に書いていただいた内容を紹介したいとおもいます。

読んでいただければ、夜勤専従の楽な点が、まるっと理解できるとおもうので、ぜひ最後までお付き合いください。

では、どうぞ。

【介護士Bさんの答え】夜勤専従は『楽』ではないが、良い面もある

本記事では、他記事『【経験者6人が語る】介護の夜勤専従のメリットとデメリット』で紹介した介護士さんの中から3人の方に協力をいただいて記事をまとめています。

では、夜勤専従を経験した介護士Bさんに書いていただいた記事から紹介します。

Bさんのプロフィール

  • 女性・介護職歴3年・保有資格:介護福祉士
  • 介護職従事時のお住まいエリア:静岡県
  • 夜勤専従時の雇用形態:正社員
  • 夜勤専従時のお勤め施設:小規模多機能型居宅介護
  • 夜勤回数:月8~9回・1ヵ月の給料:19万円
  • 夜勤手当:1回5,000円・勤務時間:16時~翌朝10時

夜勤専従は楽ではないですが、働き方としてはアリだと思います。

私は小規模多機能型居宅介護施設で働いていましたが、職員不足で半年ほど夜勤専従となりました。

小規模多機能といえば、24時間対応です。

日勤と夜勤はもちろん、利用者の状況によっては早番・遅番もあります。

正直なところ、通常の勤務時の不規則なシフトの方が辛く感じていました。

夜勤専従になって、昼まで寝て、夕方から仕事をして、翌日の昼に帰る……生活リズムとしては一定なので、楽になりました。

また夜勤明けの翌日は、原則的に休日となります。

午前中に自宅に帰って一眠りしたあとは、午後に遊びに出かけたり、夕方から遠出することもできました。

勤務時間は16時〜翌日10時までなので、日勤2日分と同じです。

なので、体感的には1ヶ月の半分は休んでいるような印象でした。

しかし、介護の夜勤専従は大変な点もある

ただし、介護の夜勤専従で大変だったのは、朝の利用者の起床ラッシュ、早朝の利用者の受け入れなどを1人で行われなければいけないことでした。

なので、仕事中は朝食を食べる時間はないので、深夜に高カロリーなものを大量に摂取していました。

そのため、かなり太りましたし、肌も荒れます。

夜勤専従になれると早起きがキツくなる

また60代のベテラン職員は、夜勤専従を断ったそうです。

「自律神経が乱れて、数日間眠れないことがある」と言っていました。

確かに、早寝早起きはできなくなりました。

施設ではお祭りや遠足などのイベントを行うことがあります。

その日は利用者も多くなるので、当日の夜勤者を除き、夜勤専従の職員でも朝から出勤になります。

前日よく眠れず頭が働かないので、足元が夢の中にいるようにフワフワしていました。

小規模多機能のショートステイの特徴は、利用するメンバーがほぼ固定であることです。

利用者のご家族と顔を合わせる機会は、ほとんどありません。

また私の施設では、夜勤の職員は1人だけでした。

問題が起きたときに自分だけで対処しなければならない心細さもありましたが、人間関係はかなり気楽でした。

体力に自信のある人には、夜勤専従も悪くない選択肢だと思います。

【介護士Cさんの答え】夜勤専従は『楽』?施設によって異なる

Cさんのプロフィール

  • 男性・介護職歴2年・保有資格:介護職員初任者研修
  • 介護職従事時のお住まいエリア:相模原市
  • 夜勤専従時の雇用形態:派遣
  • 夜勤専従時のお勤め施設:有料老人ホーム
  • 夜勤回数:月8回・1ヵ月の給料:24万円
  • 夜勤1回30,000円・勤務時間:16時間(休憩2時間)

現在、私の担当している夜勤は比較的業務量が多くないので楽ですが、施設によって業務内容が異なるため一概に楽であるかを判断できません。

なので今回は、介護職の夜勤専従を客観的に見て、楽な部分とそうでない部分をそれぞれ紹介させていただきます。

介護の夜勤専従の【楽な一面】

1.余った時間を有効活用できる

夜勤専従の仕事内容は基本的に、

  • 定時巡視
  • 排泄介助
  • 就寝時と起床時の更衣介助

がメインのお仕事です。

またこれらの業務もマニュアルがあり、業務が早めに終了し、余った時間ができた場合、その時間を有効活用することができます。

2.残業が少ない

夜勤専従は「夜間帯のご入居者様のケア」がメインのお仕事です。

そのため、たいていは定時で上がることができます。

また、夜勤専従は16時間の夜間帯の勤務ということもあり、残業しても事故の発生リスクが上がってしまうため、施設側も残業をお願いすることは少ないです。

介護の夜勤専従の【大変な一面】

1.急な対応を一人でこなさなければならない

夜勤専従は基本的にフロア全員のケアを一人で行います。

そのため、ご入居者様の急変や事故対応は基本的には夜勤専従一人で行います。

しかし、大きな事故や急変に関しては、基本的にはすぐに他のフロアの職員の応援要請が義務つけられている施設が大半です。

2.体調管理の徹底しなければいけない

夜勤専従は夜間帯に勤務するため、生活リズ厶が崩れ、体調不良になるリスクが高まります。

また、夜勤担当者が体調不良で欠勤になると、施設側としても代行を探すことが困難であるため、夜勤専従は体調管理を徹底する必要があります。

【介護士Dさんの答え】介護の夜勤専従は入浴介助がないから『楽』

Dさんのプロフィール

  • 男性・介護職歴13年・保有資格:介護福祉士
  • お住まいエリア:愛知県
  • 雇用形態:正社員
  • 夜勤専従時のお勤め施設:老健
  • 夜勤月10回・専従時の給料:30万円
  • 専従時夜勤1回30,000円・勤務時間:16時~10時

結論から言えば、おそらく介護の夜勤専従は楽だと思います。

その理由は、大きく分けて4つあります。

【介護の夜勤専従の楽な点】1.入浴介助がない

入浴介助は、ほとんどの施設は日勤帯で行います。

介護業務の中で1番疲れる入浴介助は、サウナ状態の脱衣場・浴室で着脱介助や洗身介助、抱き抱えての移乗介助を行います。

夏場の入浴介助は暑くてフラフラです。

また、施設に入所されている利用者様は週2回程度しか入浴していないため、

どうしても汗や皮脂、排泄物の臭いがプンプンしているため、その臭いと暑さで気分が悪くなる職員も多いです。

なので入浴介助後の昼休憩はご飯が喉を通りません。

【介護の夜勤専従の楽な点】2. 面倒な職員間の絡みが少ない

残念ながら介護業界の離職率は高い状態です。

その理由として、世間では給与が低いことが問題だとされています。

確かにそれも一理ありますが、私の知る限り退職理由の最たる原因が職員間の人間関係です。

介護職の方には幼稚で意地悪な方が多く、いわゆるイジメが存在します。

集団の中で標的になる方が一人決まると(例えばAさん)皆で集中攻撃をします。

確かにきっかけはAさんの身勝手な言動やミスなのですが・・・

一旦標的になった後は、Aさんのミスではなくても犯人に仕立てあげられてしまい、全てAさんのせいにします。

  • 例えば物がなくなると、Aさんが盗んだと噂がたてられます。
  • 利用者様が不穏な状態になると、Aさんが乱暴な介助をしたからだと言われます。

夜勤帯はワンフロアを自分1人で介護することが多いため、こういった人間関係を少なくできます。

夜勤専従の職員は、だいたいアルバイトなどの非正規職員でシフトを回すことが多いため、

それぞれが絡むことも少なく孤立することはあるかもしれませんが、イジメの標的になることはありません。

【介護の夜勤専従の楽な点】3. 自由で怒られることが少ない

夜間帯はフロア責任者の看護師長や介護士長がいないため、決められた業務さえこなしていれば、その他の時間は自由でめったに怒られることはありません。

夜勤帯はかなりの無法地帯です。

正直なところ、決められた業務をバレずにどのように簡略化(サボる)していけるか、が競われています。

知恵を絞り、有効な簡略化を編み出した職員が英雄として扱われます。

簡略化により手に入れた自由な時間でテレビを見たり、スマホでゲームをしたり、お菓子を食べたりとリラックスした時間を過ごすことができます。

夜勤専従の方に英雄が多数存在し、ナイトバケーションを謳歌しています。

【介護の夜勤専従の楽な点】4.責任ある面倒な仕事を頼まれない

夜勤専従の職員は、やはりシフトを繋ぐという役割がメインで施設の運営には程遠い存在となります。

責任ある書類の作成や管理的な業務を任されることがなく、成果を問われることもないため、将来性はありませんが、気楽に介護業務を行うことができます。

以上4つのポイントから介護の夜勤専従は、おおよそ楽だと思います。

夜勤専従の職員はワンフロア1人(もしくは2人)の勤務なので、

その職員が休むと代わりの職員を探さなければならない都合上、気軽に休めないという事情はありますが、とても割が良い働き方だと思われます。

介護の夜勤専従は楽?【ツイッターでの評判】

上記の3人の介護士さん以外の夜勤専従についての評判も調べてみました。

では、ツイッターで見つけた評判を紹介したいと思います。

ツイッターでの評判

介護夜勤の仕事ですがだいぶ慣れてきました

夜勤専従はきついと思う人もいるかもですが正直楽です。

しかもコスパいいです 介護職で消耗してる人は施設と雇用形態を見直してはどうでしょうか?

地方は難しいかもですが都内なら求人溢れてますし無理に1つの職場に止まる理由はないと思います

引用:Twitter

今日も「介護大変だよね!」を何度か言われましたが、この時間に布団に入って12時間寝ても仕事に間に合う夜勤専従は最高だと思ってます( ˇωˇ )

引用:Twitter

介護の夜勤専従はやはり 大変ですね

身体的労働はもちろんのことですが、 やはり、日中帯の様子がわからないと 利用者様の一人ひとりのケアが、 わからないところは多いです

受容と傾聴を心がけても 上手くいかない事ばかりです。

引用:Twitter

まとめ

以上になりますが、介護職の夜勤専従が楽な理由を簡単にまとめると下記の通りになります。

夜勤専従が楽な理由

  • 出勤時間が一定
  • 夜勤明けの翌日は休み
  • 人間関係をあまり気にしなくていい
  • 入浴介助がない

いかがでしたでしょうか、通常の介護の仕事に比べると夜勤専従は意外と楽なのかもしれません。

ただし、1人夜勤(ワンオペ)はきついとおもうので、2人体制の施設をオススメします。

とはいえ、介護施設は1人体制の施設が多いので、その中から2人体制の施設を探すのは大変だとおもいます。

なので、条件にあった施設を紹介してくれる『介護に特化した転職エージェント』に紹介してもらうのが良いのかとおもいます。

※介護に特化した転職エージェントに興味がある方は、こちらの記事『【介護士にオススメ】夜勤専従に特化した転職エージェント【3選+1】』を参考にしてみてください。

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