『人生辛い』『生きる意味がわからない』
人生が辛い、と感じることは様々だとおもいます。
嫌いな仕事をしている方や容姿で悩んでいる方、病気を患っている方など、想像を絶する悩みだとおもいます。
私は30過ぎで人生経験も浅いので、説得力もありませんが・・・
過去に歩き遍路(四国八十八か所巡り)や中国、ネパール、インドを自転車で一人旅をした経験で感じた『人生を幸せにする考え方』をお伝えしたいとおもいます。
説得力はないかもしれませんが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
もくじ
『人生が辛い』と感じる【3人のエピソード】
『人生が辛い』という投稿は、ツイッター・ヤフー知恵袋にも多く見受けられます。
『人生が辛い』とおもうのは、あなただけではありません。
今回、クラウドワークスを利用して3人の方に『人生が辛い』と感じる具体的なエピソードを紹介したいとおもいます。
※クラウドワークスは在宅ワークで未経験者の方でも簡単に仕事ができるサービスなので、興味がある方は登録してみてください。
41歳・女性の『人生辛い』と感じるエピソード
数年間不妊治療を続けているのに妊娠できず、人生辛いな、と思います。
友人や従妹、会社の後輩がどんどん妊娠していく姿を見るのが苦しくて、素直にお祝いの言葉を言えなくなり、そんな自分が大嫌いになりました。
夫は不妊治療に協力的ですし、
「もし子供ができなくても2人で仲良くやっていこう」
と言ってくれる優しい人です。
でも、私はどうしても自分の子供が欲しくて、我が子を抱きしめたいと毎日泣いてしまいます。
健康で仕事があり優しい夫がいるのに、子供がいないだけで人生を楽しめないんです。
子供がいる友人から
「子供がいなかったら自由で好きなことできるでしょ」
と言われますが、まったくそうは思えません。
子供がいない自分を考えると、みじめで辛くて、何も手につかない状態です。
おいしい物を食べたり、夫と旅行をしたり、面白い映画を観て笑顔になることがありますが、すぐに子供がいない現実を思い出し、胸が苦しくなり辛いと思ってしまいます。
人生、努力ではどうにもならないことがあるんだな、としみじみ感じています。
37歳・男性の『人生辛い』と感じるエピソード
「介護職は辛い」私は老人保健施設で介護職として13年程働いています。
幼少期に認知症の祖母と一緒に暮らしていた時に、優しい祖母が認知症を患い、面影がなくなるほどに恐ろしい表情に変わってしまったのを見て、
自分にも何かできることはないかと考え、福祉系の大学に通い認知症ケアについて学びました。
卒業後、老人保健施設で介護職として働き始めましたが、やはり認知症のケアはとても難しく成果も見えづらいため、思い悩むことが多いです。
介護職をしていて1番辛いと感じることは、その方が望まない・必死になって嫌がることをせざるを得ないことです。
例えば、食事介助です。
認知症を患い認知機能(満腹中枢等)が低下した方には、著しく食欲が減退する方が見えます。
「もう食べれない。食べたくない」と言われる方に対して、必要な栄養を補給し健康を維持する観点から、ある程度の食事を摂取していただくために断腸の思いで食事介助を行います。
「食べれないと言っているのに殺す気か!」
「お願いだからもうやめて下さい。」
「もう死んだ方がマシだ」
と言われる方に対して限られた時間の中で業務的に介助していかなければならない時に、とても矛盾を感じます。
自分は認知症を患った方の力になりたいと思い介護職になったのに、必死で嫌がる人に対して介助をすることで自己嫌悪に陥り、人生辛いと感じています。
39歳・女性『人生辛い』と感じるエピソード
私が人生を辛い、と感じるのは自分の人生にあまり意味を見出せないというのが辛いです。
日々、生活のために働いてお金を稼いでも、それが生きるためにお金を稼ぐだけになっていると感じるからです。
つまり、生きて何かやるのではなく、生きること自体が目的になってしまっているのが辛いという事です。
しかも、その生きるためにやっている仕事も、いつも周囲から過剰なストレスを感じる事でかなり辛いと感じます。
おそらく、そこまでギスギスした雰囲気がない職場ならそんな風に思わないかもしれないですが、残念ながら私がいる職場はいつも慌ただしく、そこにいる人間がみんな精神的に余裕がないです。
そのせいで、いつも私も精神的にかなり負担を感じますし、ちょっとしたことですぐに嫌なことを言われるのも参ってしまいます。
それもすべて、ただ生きるためだけにやっているというのが辛いと感じます。
もっと何かをするために生きているという実感が欲しいです。
関連記事『人生つまらない』今から実行できる-簡単に楽しくする5つの方法
『人生が辛い』を『幸せ』にする7つの方法
『人生が辛い』と感じる原因は様々ですが、中には想像も絶するような悩みを抱えている方もいます。
私自身、小さいことかもしれませんが、過去に学費を払うために学業とバイトで疲れっ切った時期もあり、『人生やめたい』と思うこともありました。
さらに新卒で就職した超ブラック企業(中○出版系列)でパワハラやノルマに耐えていた時期もありました。
今となっては自分を成長されてくれた貴重な経験で感謝していますが、当時は死ぬほど逃げたい、と感じるほどでした。
そんなこともあり、人生について本気で考えるようになり、『これからの人生は自分に素直に生きる』と決意し、
手始めに興味があった『歩きお遍路』をすることに、その後、中国とネパール・インドを自転車旅をしました。
歩きお遍路でいただいた任命書
歩きお遍路と自転車旅は、人生で一番濃厚な経験で、培った経験は今も自分の信念となっています。
そのような経験や自分の人生で学んだ事をもとに『人生が辛い』と悩んでいる方へ、私が実践している人生を幸せにする7つの方法を紹介したいとおもいます。
1.当たり前なことに感謝する
野宿での歩きお遍路や中国などの自転車旅で、当たり前に感じていたことが、実は当たり前じゃないと感じるようになりました。
- 雨風・蚊をしのげる家
- ふかふかの布団
- 冷暖のエアコン
- おいしいご飯が食べれること
- 日本のような先進国で生まれたこと
当たり前ではないことに気づいたことはたくさんありました。
中国で見た、山奥の集落のごみ置き場で暮らす男の子や、チベットやインドで見た、物乞いをする痩せ細ったおばあさん、そのような光景を見て、日本って本当に豊かで素晴らしい国だと実感しました。
考えてみれば、こうやって当たり前のようにあるものって、実は当たり前じゃないんですよね。
当たり前のことが当たり前ではない事に気づいてみてください。
当たり前じゃないことに気づくと『ありがとう』と、それだけで今の自分の境遇に『運が良い』と感じるようになり、幸せな気分になります。
2.否定的な言葉を使わない
人間は『自分の考えが正しい』とおもう特徴があります。
自分の意見を他の人に反対されると嫌な気持ちになりませんか。
つまり、自分の意見が正しい、と考えているから嫌な気分になるのです。
『だからなに?』とおもいますが、自分に対して『自分は何をやってもダメだ』とか『自分には才能がない』『自分は不幸だ』と言ってしまうと、
それが正しいと脳が認識し、そのような行動を無意識に起こしてしまいます。
自己否定をすると最悪の場合、うつ病などの精神病にかかるので、自己否定は絶対やめたほうが良いです。
3.人生の意味を考えない
真面目な人ほど考えがちなのですが、『人生の意味なんて一生見つからない』と感じます。
私は若い時に『自分は何のために生まれて来たんだろう』と考えいましたが、今も見つかりません。
なので、今では『生きる意味なんてないけど、楽しいことをしよう』と気持ちを切り替えています。
生きる意味を強いて言えば、それは楽しいことをすることなのかもしれません。
人生の意味を考えるのは無駄なので、とにかく楽しく過ごすことに集中すると良いです。
4.時には逃げる
逃げることは負け、だと考える風潮がありますが、逃げることは恥ではないですし、逃げなければストレスで病気になることもあります。
私自身、過去に仕事を1週間で嫌になり、辞めたこともあります。
一生逃げ続けることは問題解決にならないので、マズいとおもいますが、『うつ病などの病気になるのを防ぐ』という意味で逃げるのは手段として最高の選択だとおもいます。
5.断捨離をする
断捨離はかなりオススメです。
断捨離をすると部屋がスッキリするだけでなく、自分の心もスッキリして清々しい気持ちになります。
さらにやる気もアップし『がんばろう』という気持ちにもなります。
ちなみに断捨離をするのに、こんまりさんの著書『人生がときめく片づけの魔法』が非常に有益です。
6.瞑想や座禅・ヨガで心をスッキリにする
私は座禅を家でよくやるのですが、心がスッキリし非常に落ち着きます。
しかも、それだけでなく『自分の内なる声』も聴くことができ、『自分が本当は何をしたいのか』ということも発見できます。
座禅ではアップル創業者のスティーブ・ジョブズさんも生前に実践していたことでも知られています。
座禅だけでなく瞑想・ヨガも同じようなマインドフルネスなのだとおもうので、試してみてください。
7.目の前の問題を先送りにしない
先ほど紹介した『時には逃げる』ことと矛盾していますが、時には逃げることも有効な手段です。
ただし、いつまでも逃げ続けることは避けてください。
皆さんもわかるとおもいますが、人生での問題は次から次へとやって来ます。
1つずつ問題を解決しないと、いつの間にか莫大な問題が積み上がり、やる気も失せてしまいます。
もし、何か難しいことにチャレンジしようとおもうのであれば、まずチャレンジし、そして失敗し、問題を発見し、解決策を考え、再度チャレンジする、というサイクルになるとおもいます。
なので、問題解決は非常に重要です。
『解決策を考えても良いアイデアなんて出てこないよ』と思う方もいるかもしれません。
解決策は自分で考えなくてもウェブ上の記事であったり、ユーチューブ、書籍を参考にすれば良いだけです。
だいたいの問題は解決できます。
例えば、モテないという方では、男性の場合、ベストセラー作家の水野敬也さん著書『LOVE理論』が問題解決のヒントになりますし、ユーチューブでは、津崎まみさんの動画が参考になりますし。
女性の場合では、水野敬也さん著書、女性版『LOVE理論』の『スパルタ婚活塾』が非常に参考になります。
一例を紹介しましたが、問題解決のヒントになるので、ぜひ試してみてください。
まとめ(人生辛い→幸せに変える方法)
『人生辛い』を『幸せ』に変える7つの方法を紹介させていただきました。
最後になりますが、私が人生を生きる上での信念としている言葉であり、野球界の名将である野村克也さんの言葉を紹介したいとおもいます。
【心が変われば人生が変わる】
心が変われば態度が変わる。
態度が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
運命が変われば、人生が変わる。
引用:野村監督・名言集(公式)
この言葉は野球の松井秀喜さんサッカーの中村俊輔さんの座右の銘でもあります。
どういう意味かというと、『自分の考え方を変えれば、人生が変わる』という意味です。
『やってやれないことは何もない』という精神でチャレンジしてみるときっとうまくいきます。
自分の考え方を変えるのは難しいことですが、チャレンジしてみてください。
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