システムエンジニアの仕事が「きつい」と言われる3つの理由-現役ITエンジニアが解説

「システムエンジニアの仕事に興味があるけど、きついの?」

インターネット上の書き込みサイトやSNSを拝見すると、システムエンジニア(SE)の仕事は「きつい」という声が多く見受けられます。

具体的に、どのようなことがキツいのか、気になるかと思います。

そこで、本ページにおいて、システムエンジニアの仕事が「きつい」と言われる具体的な理由について、3項目に絞って説明していきます。

この記事でわかること

  • システムエンジニアの仕事内容
  • システムエンジニアの仕事が「きつい」と言われる3つの理由
  • システムエンジニアの仕事をする上で得られるメリット
  • システムエンジニアに向いている人の特徴

なお、本ページは、ITエンジニアであるライターさんに執筆して頂いています。参考にしてみてください。

5ステップから成り立つ。システムエンジニアの仕事内容

ここでは、ITエンジニア中で知名度の高いシステムエンジニア(SE)ついて基礎情報と仕事内容をご説明します。

1システムエンジニアとは?

そもそもシステムエンジニアとは、パソコンのモニターを眺めながら黙々とキーボードを打っている姿を思い浮かべる人が多いと思います。

ところが、実際にどんな職業かと聞かれると正確に答えられる人は僅かです。

簡単に説明するとシステムエンジニアとは、クライアント先から依頼された基幹システムを構築するための設計図を作る人です。

家の建築に例えると「建築士」に該当するのが「システムエンジニア」です。大工に該当するのが「プログラマー」になります。

2システムエンジニアの仕事内容

次にシステムエンジニアの仕事内容は、要件定義、基本設計、開発、テスト、運用/保守の5つのステップから成り立ちます。

この中でシステムエンジニアは、上流工程の要件定義と基本設計を担当します。

この2つのステップを終えると開発プロジェクトの骨組みが完成したと言えます。

次のステップでは、プログラマーや他のITエンジニアによりシステム開発の実務が開始します。

しかしながら、システムエンジニアの仕事はこれで完了しません。引き続き、クライアント先にシステムを納品するまでの間、開発プロジェクト全体を取り仕切ります。

一般的にシステム引渡し後の運用/保守は、システムエンジニアの手を離れて別のエンジニアが担当します。

稀にクライアント先とシステムの改修契約も締結している場合は、同じシステムエンジニアが引き続き、担当することもあります。

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システムエンジニアの仕事が「きつい」と言われる3つの理由

インターネット上の投稿によるとシステムエンジニアの仕事は「きつい」と書かれていることがあります。

事実と照らし合わせて「きつい」と感じする主な理由は以下の3点です。

1納期に追われる

システムエンジニアの仕事が「きつい」と言われる1つ目の理由は『納期に追われる』点です。

システムエンジニアである限り、切っても切れない関係なのが「納期」です。

一般企業で納期は単に目安程度の意味合いしかありません。一方でIT業界の納期は契約の中で最も重視される項目で絶対遵守です。

したがって、クライアントの仕様変更や突発的なトラブルが発生した場合、システムエンジニアはどこかで時間を作り出して対応にあたらなければなりません。

これらは想定外の業務ですので定時以降や休日出勤で賄うことになります。納期に追われながらの作業となるため、精神的に「きつい」と感じるのでしょう。

2クライアント先に振り回されることがある

システムエンジニアの仕事が「きつい」と言われる2つ目の理由は『クライアント先に振り回されることがある』点です。

SIer業界では「クライアント様は神様です」という暗黙のルールがあります。

クライアント先からシステム開発の委託することは自社の業績が上がるだけでなく、その後のシステム保守や改修等で継続して利益を得られるからです。

したがって、クライアント先とは極力、争いごとを避ける風潮があります。

この結果、システムエンジニアの多くはクライアント先の言いなりになります。良識あるクライアントだけであれば問題ないのですが、中にはトラブルメーカーとなるクライアントも存在します。

このような人がクライアント先のトップだとシステムエンジニアは悲劇です。毎日が針のむしろで心休まない日々を送ることになります。

3管理業務が主体でエンジニアとしてのスキルアップできない

システムエンジニアの仕事が「きつい」と言われる3つ目の理由は『管理業務が主体でエンジニアとしてのスキルアップできない』点です。

SIer業界は大手企業を頂点に数多くの下請け企業が支え合ってシステム開発を請け負います。

大規模な基幹システムの開発プロジェクトとなると、例えば、工期が5年で開発メンバーが常時200名体制で行うというケースもあります。

このような大所帯の開発プロジェクトでは元請けとなる大手SIerが全てを取り仕切ります。

したがって、大手SIerに勤務するシステムエンジニアはクライアント先との交渉窓口や下請け企業の進捗管理等の間接業務が中心となります。

この結果、システムエンジニアでありながらエンジニアとしてのスキルアップが図れないというジレンマに陥ります。

この結果、開発業務にやりがいを見出す人にとっては辛い職場であることは間違いありません。

システムエンジニアとして働く上で得られる3つのメリット

ここでは、システムエンジニアとして働くことで得られるメリットを3つに絞ってご説明します。

1システムエンジニアは将来性のある仕事である

2019年3月、経済産業省は「産業構造審議会」の中でITエンジニアの労働者不足について報告しました。

同省の試算では、2025年にITエンジニアが36万人、2030年に45万人が不足すると警鐘を鳴らしています。

このような環境下、IT業界はプログラミング未経験者にも門戸を広げており、深刻なエンジニア不足に陥っています。

一方で、様々な業界でIT需要は高まっており、システムエンジニアは将来有望な職種であることに間違いありません。

2ロジカルシンキング能力が身に付く

システムエンジニアの仕事はクライアントの要望を聞くだけでなく、行動を分析した上で最適なアプローチを選択することが求められます。

このため、ゴールまでの道筋を立てて冷静に物事を考えるロジカルシンキング能力(論理的思考能力)を持つことが必須です。

感情に流されやすい人は時と場合で判断基準が異なるため、システムエンジニアには向いていないと言えるでしょう。

システムエンジニアは多くの場合、開発プロジェクトが順調ということが少なく、トラブルを抱えて進行しています。

このため、プロジェクト計画を如何に軌道修正するかがシステムエンジニアの手腕です。軌道修正には臨機応変さが最も大事です。

これは経験を積むことでロジカルシンキング能力が鍛えられて手に入れることができます。

3自分の力で稼ぐスキルを得ることができる

一般的な会社員の場合、仕事で得たスキルを求められるニーズが少ないため、報酬を得ることが難しいです。

これに対してシステムエンジニアは仕事を通じてプログラミング言語の知識やスキルを習得しています。

このため、Webサービス開発やスマホアプリ開発あるいはプログラミングスクールの講師等を容易に見つけられることができます。

昨今はインターネット環境が整備されていますので、自宅にPCだけあれば完全在宅勤務で稼ぐことが可能です。

実際に、現役システムエンジニアで土日の休日だけクラウドソーシングを通じて副業をしている人が数多く存在します。

休日だけなので、労働時間が少ないですが、月10万円程度の報酬を得ている人もいるそうです。

つまり、システムエンジニアは市場のニーズが多いため、自力で報酬を得られるスキルを有していると言って良いでしょう。

システムエンジニアに向いている人の特徴【3選】

次にシステムエンジニアに向いている人の特徴を3つ紹介します。

自身と比較してひとつでも合致している項目があれば、システムエンジニアを目指す価値があると考えて良いでしょう。

1コミュニケーション能力が高い人

システムエンジニアは一般的にPCを相手にしていれば良く、無口であると思われがちですが、逆に話好きでないと務まりません。

なぜなら、SEの仕事は多くの人とコミュニケーションを取りながら仕事を進めて行くためです。

このためには、クライアント先、同僚、下請け企業のエンジニアなどと利害関係を調整しながら業務を進めることが必要不可欠です。

したがって、システムエンジニアは相手の立場を理解して話をすることができるコミュニケーション能力が高い人です。

2ものづくりが好きな人

システムエンジニアは「縁の下の力持ち」という言葉が似合う職種です。

クライアントからの要求をひとつ一つ聞きながら行動を想像して黙々とシステムの骨格を作って行く人です。

ものづくりが好きでクライアントの喜ぶ顔が見れるのであれば、少々の犠牲はやむを得ないと考える人でなければなりません。

3探究心のある人

IT技術は日進月歩であるため、システムエンジニアとして従事して行くには新しい技術や知識を得る必要があります。

このため、自らが最新情報を吸収する探究心のある人が相応しいです。

常に新しいものを見つけて勉強し、自己の業務に取り入れて行くことできる人でなければ務まらない職業です。

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まとめ

以上、システムエンジニア(SE)の仕事が「きつい」と言われる理由について解説しました。最後に、本ページのおさらいとして、システムエンジニア(SE)の仕事が「きつい」と言われる理由をサクッとまとめておきます。

SEの仕事「きつい」と言われる理由
  1. 納期に追われる
  2. クライアント先に振り回されることがある
  3. 管理業務が主体でエンジニアとしてスキルアップできない

システムエンジニアの仕事は、楽な仕事ではないですが、今後さらに重宝され、将来性があるだけでなく高年収を見込める職種です。

日進月歩のIT業界は常に新しい技術が生み出されているので、それに対応するべく常に学習できる人にシステムエンジニアの仕事は向いています。

将来性が非常に高い職種なので、興味のある方は、ぜひチャレンジしてみてください。

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