介護士8人が教える。レベルが低いダメな職員?とうまく付き合っていく方法

『仕事ができない職員をどうやったら変えれるのだろうか』

介護の仕事をしていると仕事ができない職員、ちょっと過激な言葉で言うと『レベルが低い』介護職員が一人くらいはいることでしょう。

そこで、元・現役介護士8人に働いてきた中で『この人レベルが低い』とおもうような職員と解決策を記していただいています。

みなさんの問題の解決のヒントになるとおもうので、ぜひ参考にしてみてください。

介護士8人が教える。レベルが低いダメな職員?と解決策

元・現役介護士8人にクラウドサービスを通じて事例と解決策をお伝えします。

ではどうぞ。

1.女性 介護職歴8年(デイサービス)

以前働いていた職場はスタッフのいれ代わりが激しく、介護職未経験者も多くいました。

一番面倒でレベルが低いとおもう職員は介護職経験がなく、自分が正しいと勘違いしている中年女性でした。

周りのスタッフが年下ばかりということもあり、いつの間にかリーダー的にスタッフに振る舞うようになり、注意しても自分がが正しいと受け入れてくれませんでした。

また利用者様の年齢がその方の親と近いせいか、言い聞かせるような口調で接するため利用者様からも良い印象を持たれていませんでした。

上司にうまく取り入ろうとする態度が見るからに見えたため、上司に相談し上司から注意を促してもらうようにしましたが、その場では素直に聞き入れましたが、上司がいないところでは変わらなかったため、業務改善として上司に現場に入ってもらうようしました。

上司の目があると気を抜けないためか口調もきちんとし与えられた業務もキチンとこなしてくれるようになりました。

そうすることで他のスタッフとの関係も良くなり、お互いが業務を頼みあえる存在になりました。

年上で扱いづらい一方で、その人自身も周りが年下ばかりで必死になっているようでした。

上司が入ってくれたことにより関わり方に改心が改善見いだせました。

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2.男性 介護歴11年(特別養護老人ホーム)

ダメな職員ケース1.認知症の利用者さんと揉めてしまう職員

食事をした事やトイレに行った事を忘れたり、着衣失行が見られる利用者さんに対して

「さっき食べたばっかりじゃないですか!」

「〇時〇分に食べました!もうないです!」

「もう!何回トイレに行くんですか!さっき行ったばっかりですよ!」

と正論で行動を制限しようとしたり、着衣失行がある方に対して

「違います!ここに袖を通すんです!自分でやって下さい!」

という様な声かけをしてしまう職員はやはり利用者さんとのトラブルも多く、介護拒否が頻繁に見られ、仕事も遅いし、イライラしているため仕事も雑に行っている姿がとても目立っていました。

対策として私が認知症のメカニズムをパワーポイントでまとめて、なぜ?認知症の利用者が理解し難い行動をしてしまうのか、という内容を1時間残業代をつけてもらい1対1の研修を行いました。

研修で話したこと

・実際その職員が認知症になった場合を想定して研修を行う事で、5分前の研修の内容はもう既にあなたの記憶にはありません。

 

・何時からこの研修が始まったのかも覚えていなかったらいつ終わるのか不安ではないですか?

 

・あなたは6日前の夜ご飯何を食べましたか?

 

・「さっき食べたでしょ?」と言われているのと同じくらい思い出せないんです。

というように専門的知識以外に本人が納得できる内容を組み込み、理解できた様子でした。

家族が見たら虐めていると思われてもおかしくない対応をあなたはしています。

私があなたのお母さんに同じ口調とトーンで責め立てる様に声をかけていたらどういう気持ちですか?

という例えが一番効いたようで、翌日からはイライラしているけど少しずつ声かけの内容が変わってきていました。

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3.女性 介護職歴2年(グループホーム)

介護サービスの種類は食事や入浴の世話が中心で、一般的な介護サービスと変わりありません。

しかし、グループホームは5人程度の利用者が共同生活する場所なので、利用者間のトラブルも多く難しい仕事です。

職員にもストレスがたまりやすく、ときおり愚痴が出てしまうこともあります。

それは仕方ないにしても、特定の利用者とだけ距離を縮める職員がいました。

利用者間でトラブルが発生したときは、両者の意見を聞いて円満に収めるのが職員の仕事です。

そのダメな職員は一方の利用者の肩を持つため、それ以外の利用者との関係性が悪くなってしまいます。

不祥事を起こすわけではありませんが、すべての利用者に平等に接することができないので、全体のサービス提供に悪影響をもたらします。

そのつけは他の職員に回ってきて、利用者から苦情が出ることもありました。

現場の長から指摘を受けても根本的な解決には至らず、事務局の役員に現状を報告しました。

役員とどのような話し合いがあったかは分かりませんが、しばらくして退職の意思を示しました。

利用者のことを思うと、最善の方法であったと感じています。

4.女性 介護職歴(介護付有料老人ホーム5年・サ高住のサ責3年)

どこの現場にも仕事ができない職員はいましたが、「知識や技術不足で仕事ができない」人より「知識も技術もそれなりに身に付いているがゆえに、手を抜いて仕事をする」人の方が質が悪かったなと思います。

前者は仕事ができない原因が分かっているので、他の職員が指導やフォローを行えば業務が回ります。

他の職員の仕事量は増えますが、そこまで大変だった印象はありません。

一方、後者は「できることをしてくれない」ので、やってくれるだろうと思って頼んだ仕事をやっていなかったり、業務中少しでも時間があればスマホを見たりトイレにこもってゲームをしたり…となかなか問題のある人も中にはいました。

そのレベルが低い職員は他の職員の動きは全く把握する気がないのか、事務所が忙しくなる時間帯や館内待機の職員が手薄になる時間帯など関係なくサボりに行ってしまうので、結局たまたま残っている職員などに余計な仕事が降りかかることばかりでした。

本人に伝えても話を聞いているのかいないのか「すみません」の一言も出ず、サボりを繰り返しています。

人手不足の中、上司はクビにすることもできずそのまま居座っている状態です。

サボり対策としてピッチを持たせて姿が見えなくなったら呼び出しをする・トイレに行く際は他の職員に声をかける等指導していますが、忙しい時などはこちらも余裕がないので抜け出されてしまうとまったく対策ができません。

私としては早く辞めてくれるのを待っています。

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5.女性 介護職歴10年(特別養護老人ホーム)

仕事ができない人ももちろんいます。

仕事ができないスタッフとして、リスクがあるスタッフがいました。

それは入浴の介護の時に利用者さんを移動させたりするときに、危ないと思うことがありました。

力がないと思うことがひとつあり、またリスクとして認識しないで介助をしているところがあるのです。

そのような人は、事故を起こしてしまう危険性があります。

そこで、定期的に事故を防止することができるカンファレンスなどに参加をして、意識づけをしてもらうことにしました。

動くことができない介護士よりも、ずっと危ないからです。

仕事ができないと思うことよりも、危険な行為をするほうがもっとリスクがあります。

介助の場面を多く取り上げ、いつも話し合いをして意識づけをすることにしていました。

そしてまた、人事査定としても取り上げたこともあります。

そのようにして、自分のしていることを自分で反省することが大事と思って本人に言います。

人から注意をされるよりも、自分で気づきその行動を鑑みてもらうことが一番効果がありました。

6.女性 介護職歴3年半(介護付き有料老人ホーム)

座学で学ぶのと実際の現場は大分違います。

入社されて間もない職員の方には、介護の過酷さに驚かれて手を出せない方がおりました。

同性介護ができればよいのですが、スタッフの人員的に厳しく、男性のご入居者様の排泄や入浴の介助を新人の女性職員にしてもらったところ、同性の介助でないと嫌だと述べられたことがあります。

男性のオムツの場合、手袋はしていても、どうしても陰茎部分に触れる必要があるため抵抗感があるのは分かります。

しかし、おむつ替えの度にヘルプを出されると、こちらも他のご入居者様の業務に取り掛かっているため、時間を取られて困ってしまいます。

お風呂に関しましても、腹圧の弱い方は、浴槽への移乗介助の際に尿漏れなどが起こる方もいらっしゃり、その度に職員の方がヘルプを出してきました。

最初のほうは汚物に抵抗感があるのは当たり前だと思っていましたが、2か月経ってもヘルプを出されるので、本来なら備品の節約は上司に細かく言われていましたが、手袋を複数枚装着して業務に取り掛かっても良いとアドバイスしました。

男性のおむつに関しても、一日に最低でも5回は必ずチェックするため、多少は大雑把になってもいいと伝えました。

複数のスタッフが確認するため、気になった場合は手直しをちゃんとするので、最低限のケアをしてもらえるようにお願いしました。

そうすることで、だんだんと汚物の片づけやおむつ替えなどが手早く完璧にしてもらえるようになりました。

7.男性 介護職歴13年(介護老人保健施設)

ダメな介護職員(仕事ができない)の特徴としては2つ考えられます。

まず1つ目は、知的能力・学習能力が著しく低い方です。

具体的には足し算や引き算が怪しいレベルです。

また、ひらがなの書き間違いが多く、日頃の会話においても敬語が使えません。

目上の方や年配の御家族、療養者様に対して「あのさー」「~だったでしょ?」など気軽に話すことが通常で日本語の使い方が不適切です。

加えて人の話が聞けないので、学習していくことができません。

次に2つ目は、コミュニケーションに障害をきたしている方です。

具体的には、他者に対して緊張しすぎてしまい話しかけれなかったり、距離感がつかめず著しく場の空気を読めなかったり、話の展開についていけないです。

介護の仕事はチームで動く場面が多いため、他の職員の動きについていけないと仕事をサボっているように見られてしまいます。

大きく分けてこれらの2つの特徴を持ち、いわゆる仕事ができない方とうまく付き合う対策としては、絶対に否定しないことです。

仕事ができない人たちは、劣等感が強く被害妄想も強いため、否定してしまうと会社に来なくなったり、逆上して犯罪行為・仕返し・嫌がらせを行う恐れがあるからです。

私は過去に車のタイヤを二本ナイフで切られパンクさせられた怖い思いをしたことがあります。

これらの人たちには、まず仲間意識を持ってもらえるよう話を合わしたり、フォローをしながら距離を詰めることが大切です。

信頼関係ができて初めて仕事上の注意や指導をしながら、できるだけ仕事が覚えられるように管理していく必要があります。

また、これらの事を他の職員にも誤解がないように周知する必要があります。

仕事ができない人たちを決して馬鹿にするつもりはないのですが、私の経験上特別な配慮が必要であると思います。

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8.男性 介護職歴14年(老健)

介護職は本当に激務で入れ替わりが激しいです。

それゆえに給料も少なく体力的にも割に合いません。

早い人では1週間2週間で嫌になり辞める人も少なくありません。

私が見てきた中でレベルが低い(仕事ができない人)の特徴としてはご高齢の老人を相手にしないといけないので、食事介助などの時は食べているものが飛んできたりもします。

仕事ができない人は必ずそういうとき我慢できません。

すぐに『無理』と言い、口に出してしまい初めから受け付けて仕事ができません。

これは介護の仕事にとってな致命的です。

そういう人の対策として私が常に言っていることは、一人一人を身内と思ってプロ意識をもって仕事をしないといけないと言っています。

必ず介護士として戦力になってくれるようにまずはしっかり育てなければなりません。

最初から介護の仕事を抵抗なくできる人はまずなかなかいません。

他には私たちベテラン介護士がしっかり仕事の仕方を見せています。

まずは見てもれって、やり方を覚えてもらうように心がけています。

辞めたいとか給料が安いという愚痴を仕事もできないのに言ってくる若手介護士もいますが、しっかり対話してモチベーションを上げています。

まとめ

解決策

  • 上司に相談する
  • 研修を行う
  • 否定的な言葉で注意しない
  • コミュニケーションを取り信頼関係ができたら注意する

仕事ができない職員は様々ですが、特に注意したいのが、すぐにキレ劣等感が強い職員です。

車をパンクさせられた、という方もいるように否定すると何をするかわかりません。

そのような職員はほんの一握りですが、注意する際は気をつけてください。

また上司に相談することも良いでしょう。

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