【0円】初任者・実務者研修【4つの方法】

夜勤で利用者さんが亡くなった時は悲痛な思いだった。ユニット型老健で働いていた女性介護士の体験談

本記事では、ユニット型老健で働いていた女性介護士の体験談を紹介しています。

介護士として『大変』と感じることが理解できる記事となっているので、参考にしてみてください。

ユニット型老健で働いていた女性のプロフィール

プロフィール
  1. 女性(40代)
  2. 都道府県:長野県
  3. 介護歴:17年
  4. 保有資格:介護福祉士、社会福祉主事任用資格、保育士、幼稚園教諭
  5. ユニット型老健での勤続年数 2年
  6. ユニット型老健の従業員数:60人

ユニット型老健で働き、『大変』と感じたこと

初めてユニット型の施設に務めました。

全室個室、1階が一般棟、2階が認知棟になっていました。

私は一般棟での勤務でした。

個室のため部屋の中でのインシデントが多く、転倒、転落が続いたりした時は大変でした。

夜間に特に多く、ナースコールを押さずに自分でできると判断して、ご自身でポータブルトイレに座ろうとして転倒され、巡視に行ったら床に倒れていた等、個室の対応が大変な方も居たので、特に気を遣いました。

認知棟と別れてはいましたが、1階にもそれなりに認知症のある方がいて、離棟される可能性のある利用者様もいて、2階は施錠やエレベーターの管理がしっかりされていました。

また、1階は各居室のテラスに出るサッシは、大人が出られない程度までしか開けられないようになっており、リビングスペースは窓の施錠や見守りを強化していました。

昼食は給食で利用者様と同じものを食べていましたが、時々、数が足らず刻み食を回されたりした時は複雑な気持ちでした。

食事のおかずが足りず、ミキサー食を厨房に取りに行った時、佃煮にお湯を入れてミキサーしているのを見て、利用者様が食事を食べない理由がわかりました。

普通食は美味しく作られていましたが、ミキサー食は人の食べるものなのか?と言うくらいに不味かったです。

各ユニットに1人くらいはナースコールが頻回な方や、トイレ介助が大変な方、大声を出す方が居て、夜勤でそのユニットを2人で見ないと行けない時間は、ユニット間を駆け回って大変でした。

バルーンカテーテルを留置されている方が多く、入浴の時に以前はカテーテルとバッグを取り外しすることが可能でしたが、取り外しが出来なくなって、初めの頃はとても気を遣いました。

老健は特養と違い、日にちが経つと退所される利用者様がほとんどで、顔を覚えて気兼ねなく話せるようになった頃に退所されることも多く、辛さはなかったですが、寂しかったです。

歩くのがやっとの歩行器を使われる利用者様を、リフト浴ではなく一般浴槽の個浴で入浴する時が大変でした。

また、認知症で独語、徘徊、暴言、物盗られ妄想やせん妄の利用者様がおり、その方に入浴して頂くのに、説得したり上手く誘導できる方法がなかなかなく、上手くいっていても途中で不穏になってきて、暴れ出してしまったりすることもあって、大変でした。

個浴が檜風呂になっており、板1枚の所に座ってもらい、時には浴槽内で立ち上がれなくなることもありました。

それでもリフト浴になることはなく、ずっと個浴対応だったので、その方の入浴介助の後は、腰痛がひどくて大変でした。

職員関連では、現場の同僚の若い子が鬱病を発症し、3ヶ月程休職していました。

ある日、その子のご両親から連絡があり、自ら命を断ってしまったと報告があり、とても辛く悲しかったです。

夜勤帯にショートステイに来ていた利用者様が急変され、朝方亡くなったことがありました。

看護師が一人しかいなかったため、日勤帯に引き継ぐまでの処置など看護師と一緒にしたことがあり、老健で、しかもショートステイで亡くなるなんて思いも寄らなかったのでショックでした。

夜勤帯に歩行が難しい利用者様をトイレに誘導する時は、歩行器を使ってもなかなか不安定で、転倒しないようにお連れするのに気を遣いました。

バルーンカテーテル留置の方で、カテを抜いてしまう方がいて、夜間に何度も抜いてしまい、トイレに座っていただくにも麻痺が強く、1人でオムツを外してポータブルトイレに移乗し、また戻ってオムツをして…と言うことが何度があり、大変でした。

もちろんインシデントレポートの提出もしました。

自死願望のある利用者様も中にはおり、躁鬱を繰り返していたと記録にあり、その方に限らず、個室対応の難しさを感じました。

特に老健は、在宅に帰ることを目標としている方も多いため、家族との関わりも特養のように入ったらずっとおられる訳ではなく、生活面では気を遣うことが多いのかなと感じていました。

相談員になるためユニット型老健を辞めることにした

夜勤手当の交渉をしたのですが、施設長の赤字だ、赤字だと言う発言にうんざりして辞めようと思ったことはありました。

入浴介助が大変だったり、夜勤のユニットを複数受け持たなくては行けなかったりすることが苦痛だった時期もありました。

まだまだ年齢的にも他の職種も経験したく、色々迷って介護相談員の仕事をしたいと思い、退職しました。
関連記事

有料老人ホームの介護リーダーが語る。仕事をして『大変』『辞めたい』と思うことを紹介 【介護リーダーはつらい!】デイサービスで2年間働いている男性の体験談 【体験談】デイサービスの介護士として4年間働いていた。悪口のオンパレードに嫌気をし辞職

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。